2024年7月31日
株式会社インテリックス
マンションリノベーションにおける
「新断熱工法」と「ダクト式全熱交換型換気システム」
開発のお知らせ 株式会社インテリックス(東京都渋谷区 代表取締役社長 俊成誠司)グループ会社でCO2削減を目的として省エネ住宅の技術開発を行う株式会社リコシス(代表取締役社長 山本卓也)はマンションリノベーションにおける性能向上の新たな断熱工法と、快適な温熱環境を実現するダクト式全熱交換型換気システムを開発いたしましたので、お知らせいたします。
■背景
当社グループでは2021年から省エネリノベーションに取り組んでおり、「省エネ性能基準の明瞭化」や「施工コストの抑制」「工期の短縮」など課題を認識してまいりました。
「省エネ性能基準の明瞭化」については、新築の性能表示制度に先駆けて、2023年10月より一部の販売物件に「省エネルギー性能レポート」の発行を開始し、目安光熱費やCO2削減量などをわかりやすく表示。省エネ性能を見える化することで、消費者が省エネ性能値で住まいの比較検討ができる環境を整えました。
「施工コストの抑制」「工期の短縮」の課題解決および、より一層の省エネ性能向上を目指した商品・技術開発により、省エネリノベーションの加速度的な普及を目指します。
▲リコシスが提供する「新断熱工法」と「ダクト式全熱交換型換気システム」をはじめとする省エネリノベーション導入イメージパース
■「施工コストの抑制」「工期の短縮」を実現し、省エネ性能向上を目指した開発
①施工負担を抑えた壁の断熱性能を向上する
新工法「AIB(アイビー)工法」(特許出願中)
②オリジナル高断熱遮音床下地断熱材を導入した「シーフェル工法」(特許出願中)
③空調負荷を軽減する「ダクト式全熱交換型換気システム」
リノベーションでCO2を削減します
①施工負担を抑えた壁の断熱性能を向上する
新工法「AIB(アイビー)工法」(特許出願中)
AIB工法は、既存石膏ボードに断熱材を貼り、しっかりと断熱性能が確保できる、新たな断熱性能強化のための工法です。
断熱性能を確保するためには、既存の石膏ボードと断熱材の間の隙間に生じる連通性を止める気密処理が必要です。詳細の仕様を定め特許出願中です。
また、内窓設置のための窓枠補強も合板付ボード系断熱材を使うことで施工を容易にしました。
【AIB工法によるリノベーション 壁断面図イメージ】
既存断熱材も温熱計算
▲室内側の石膏ボードに貼付け気密処理をする
▲出窓設置の場合は枠の補強も可能
②オリジナル高断熱遮音床下地断熱材を導入した
新工法「シーフェル工法」(特許出願中)
シーフェル工法とは、置床のボード裏に高性能な断熱材を貼り付ける工法です。断熱性能の確保とともに、遮音性能の効果も見込めます。当工法は、床下の取合部に関して連通性を止めるための処理が必要です。取合部の仕様など定め、特許出願中です。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8940/tdnet/2481005/00.pdf