持続可能な社会の実現に向けて<福岡県>水素を燃料とした「燃料電池小型トラック」
九州エリアではコンビニチェーン初導入
2025年1月9日
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、持続可能な社会の実現に向け、地球温暖化抑制やエネルギー多様化等に対応した水素を燃料とした燃料電池小型トラック(以下、FC小型トラック)1台を、1月15日(水)から福岡市内の配送センターに導入します。九州エリアでコンビニチェーンがFC小型トラックを導入するのは、今回が初めてです。
今回のFC小型トラック導入は、「福岡県燃料電池トラック導入促進事業」の一環で、環境省・福岡県の補助を得て運用されます。
<「FC小型トラック」導入概要>
配送センター 所在地 |
導入日 |
店舗への商品配送開始日(予定) |
配送エリア・ 店舗数 |
配送商品 |
福岡県福岡市 |
1月15日(水) |
1月16日(木) |
飯塚市・宮若市などのローソン約18店舗 |
おにぎり、デザート等のデイリー商品 |
<「FC小型トラック」概要>
・いすゞ車の小型トラック「エルフ」にトヨタ社の燃料電池(FC)を導入した車両 |
・全長/全幅/全高 |
:6.92m、2.21m、3.12m |
|
・乗車定員 |
:3人 |
・最大積載量 |
:2,800kg |
・航続距離 |
:約260km |
・最高速度 |
:時速80km/h |
・水素貯蔵量 |
:約10kg |
ローソンは、2021年8月からFC小型トラックの導入を進めており、東京都大田区のチルド物流センターに2台、福島県本宮市のチルド物流センターに2台、東京都八王子市のドライ物流センターに1台を既に導入しています。今回福岡県での導入と同時に、福島県本宮市のチルド物流センターに1台、東京都八王子市のフローズン物流センターに1台導入し、FC小型トラックは全国で7台になります。
福岡でのFC小型トラック導入では、年間約185tのCO2削減を予定しています。
ローソンは、CO?排出量の削減や働き方改革関連法に対応した配送ドライバーの労働時間の削減を目的に、弁当や麺類・惣菜・サンドイッチなどのチルド・定温商品の店舗への配送回数を2023年12月から2024年3月にかけて、順次、3回から2回へ変更、また物流の効率化を目的に2024年11月から業界の垣根を超えて他企業との共同配送を鹿児島県・宮崎県で開始しており、物流における課題を解決しながら持続可能な店舗網の構築を目指しています。
ローソンは今後も、さらなるCO2排出量削減に取り組んでまいります。