舶用モーター向け状態監視サービス「V-MO」が日本海事協会の第三者認証「Innovation Endorsement」を取得 [旭化成エンジニアリング株式会社]

2024/09/12  旭化成 

  • お知らせ

舶用モーター向け状態監視サービス「V-MO」が日本海事協会の第三者認証「Innovation Endorsement」を取得

2024年9月12日
旭化成エンジニアリング株式会社

旭化成エンジニアリング株式会社(本社:東京都港区、社長:岡田 一郎、以下「当社」)は、舶用モーター向け状態監視サービス「V-MO™」が、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より、革新的な技術とサービスに対する第三者認証である「Innovation Endorsement For Products & Solutions」を取得しましたので、お知らせします。

  • (左)日本海事協会ハンブルク事務所長Rico Joehnk氏
    (右)旭化成エンジニアリング株式会社メンテナンス研究所 技術企画グループ長 岡本 雅

「Innovation Endorsement※1」は、海事および海洋産業における革新的な技術やソリューションを認証するための取り組みであり、「船舶」「製品・ソリューション」「プロバイダー」の3つのカテゴリーを対象とした制度です。今回は、舶用モーターに最適化された「V-MO」の状態監視技術や、船舶特有の振動環境下で状態監視を行うアルゴリズムなどが評価され、「製品・ソリューション(Products & Solutions)」のカテゴリーにて認証を取得しました。
今回の認証により、「V-MO」を搭載した船舶は、先進的なデジタル技術を備えた船舶に付与される船級符号の付記(ノーテーション)※2である“Digital Smart Ship”(Machinery Monitoring, Connected Ship, Shore Monitoring)※3を船級証書上に記載することが可能となります。

当社は、今後も「V-MO」により海上のDXを進め、世界の船舶の安心安全な運航をサポートしていきます。

「V-MO」について

「V-MO」は、船舶に搭載されているモーターに設置した振動センサーデータをクラウド上へ自動収集・解析し、設備の状態をわかりやすく表示することで、船内の機関士をはじめ、ユーザーがモーター等の異変に気づきやすいように設計されています。「V-MO」で故障の可能性が認められた場合には、船舶が港に到着する前に修理や部品の手配ができるため、計画的なメンテナンスが可能になります。また、故障予兆に基づき点検修理を行うことで修理範囲が限定的になり、メンテナンスコストを削減できます。クラウドサービスを通じて当社の振動診断有資格者が陸上から遠隔で診断を行っており、安心してサポートを受けていただけます。

「V-MO」導入・検討に関するお問い合わせ

富士貿易株式会社 テクノネットワーク事業部 機器販売営業
TEL:078-413-2657
E-mail:mes@fujitrading.co.jp

以上

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