プレスリリース
2024年12月10日
三菱マテリアル株式会社
リサイクル金属ブランド「REMINE」に4製品追加
~リサイクル材料含有率の高さと製品の信頼性を強化し、循環型社会への貢献を加速~
三菱マテリアル株式会社は、非鉄金属製品におけるリサイクル材料の含有率を明示した、国内初(*1)となるリサイクル金属ブランド「REMINE」に、新たに「電気ビスマス(Bi)」、「Pt(白金)スポンジ」、「Pd(パラジウム)パウダー」および「三酸化タングステン(WO3-5)」の4製品を追加しました。
「REMINE」シリーズは、当社が培ってきた強みであるリサイクル技術を用いた非鉄金属製品で、国際規格ISO14021(JIS Q14021)(*2)に準拠してリサイクル材料含有率を算出し、第三者機関(SGSジャパン株式会社)による検証を受けた、より高い信頼性を確保した製品です。
REMINEとは「繰り返し・再び」を意味する英語の「RE」と「鉱山」を意味する「MINE」を組み合わせた造語です。サステナブルな社会の実現に向け、サプライチェーンにおいて回収した金属を再び資源として活用することで、資源循環と環境負荷の低減に貢献します。
2024年1月に「電気錫(Sn)」、「電気鉛(Pb)」の販売を開始し、原材料情報の透明性と追跡可能性(トレーサビリティ)が評価されています。
今回追加される製品は、リサイクル材料含有率92.2%以上の「電気ビスマス」、100%の「Ptスポンジ」、「Pdパウダー」、「三酸化タングステン」です。「電気ビスマス」は電気電子機器の低融点はんだとして需要があり、「Ptスポンジ」、「Pdパウダー」は自動車の触媒などで使用されます。また、電池材料として利用される「三酸化タングステン」は当社の加工事業でも製造している超硬工具などのリサイクル材料を原料としています。
詳細な製品情報や国際規格への準拠を証明する第三者機関による証書は、当社の専用Webサイトでご確認いただけます。
三菱マテリアルグループは、「REMINE」シリーズ製品の供給を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
REMINE専用Webサイト
?URL:
https://www.mmc.co.jp/remine/ REMINEシリーズ全6製品
- (*1):
- 非鉄金属のリサイクル材料含有率をISO14021に準拠して算出し、第三者の検証を受けるという方法において国内初。2023年12月時点、当社調べ。
- (*2):
- ISO14021は製品の環境情報に関して曖昧な表現の排除や検証に必要な情報開示が求められる国際規格。
- (*3):
- JIS Q14021の規格は、ISO14021を元に作成された日本産業規格であり、国際規格ISO14021と共通の内容。
【関連リリース】
2024年1月16日
国内初、リサイクル金属ブランド「REMINE」誕生 第一弾の錫と鉛を販売開始
URL:https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2024/24-0116.html
以上
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