（報道発表資料）
2024年9月10日
東日本電信電話株式会社 東京東支店
「足立の花火」におけるリアルタイム映像を活用した安心・安全な大会運営に向けた取り組み
～映像監視による安全確認及び警備誘導への貢献～
東日本電信電話株式会社 東京東支店（支店長 畑中 直子、以下「NTT東日本 東京東支店」）は、「第46回 足立の花火」において、会場までの交通重点ポイントの映像撮影・配信を実施いたしました。足立区観光交流協会および千住警察署と連携し、リアルタイムに状況判断しながら人流誘導を行うことで、警備配置及び来場者の安全管理・混雑緩和をめざした大会運営に寄与いたしました。大会は悪天候により開始直前に中止となりましたが、雷雨の中、会場からJR北千住駅に向かう帰宅者の混雑状況を映像監視し続けることで、安全な警備誘導に貢献いたしました。
1．実施目的
「足立の花火」は1979年に始まり、今年で46回目を迎える花火大会です。東京で開催される大規模花火大会の先陣ということもあり、毎年数十万人もの来場者が集まるため、会場までの混雑緩和や安全な運営が課題となっています。
NTT東日本は、昨年、混雑状況をリアルタイムに撮影、確認するトライアルを実施し、有効性を確認いたしました。そこで今年は、足立区観光交流協会および千住警察署と連携し、会場までの交通重点ポイントを撮影し、関係者のいる複数拠点に配信いたしました。これにより、運営関係者がリアルタイムで混雑状況を把握することができ、今回のような急な悪天候下でも来場者の安全に配慮した大会運営に寄与いたしました。
2．実施概要
（1）大会名 ： 第46回 足立の花火
（2）日時 ： 2024年7月20日（土） （撮影時間 17:00～21:00）
（3）場所 ： 荒川河川敷（会場周辺およびJR北千住駅周辺）撮影およびモニタリング全6か所
（4）来場者数： 40万人
（5）内容
・映像によるリアルタイムでの混雑状況把握（JR北千住駅周辺、会場付近にカメラおよびモニターブースを各3か所ずつ設置）
・有線回線を利用した安定した配信環境の構築
・会場内関係者の通信環境の強化（会場内の8ブロックに光回線を敷設し、ギガらくWi-Fi設置）
| 【映像取得構成イメージ】
| 【撮影ポイント及びモニタリングポイント】
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3．結果
・リアルタイムな混雑状況を即時に運営本部や警備関係機関へ共有したことで、迅速な状況把握・判断につながり、来場者の安全を確保した警備誘導が実施できました。
・急な悪天候に見舞われたものの、撮影可能な場所からの映像配信および人流レポートを継続しました。結果として大きな混乱もなく、安全な警備運営ができました。
・有線回線環境を準備した事で、安定した映像配信および会場内Wi-Fi整備による関係者間連携体制の強化を
行うことができました。
【当日の様子】
3．今後の取り組み
NTT東日本 東京東支店は、今回得た知見を活かし、更なるデジタル技術を活用した安心・安全なイベント運営をめざし、地域社会に貢献していきます。
お問い合わせ先
【お客さまからのお問い合わせ】
NTT東日本 東京東支店 Mail：higashi-eripro-tky-gm@east.ntt.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ】
NTT東日本 東京事業部 広報担当 Mail：kouhou-tokyo-ml@east.ntt.co.jp
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