サステナビリティ経営への取組み

2023/08/22  株式会社 ダイナック 

2023年8月22日
株式会社ダイナックホールディングス

感動を調理するダイナックグループがサステナビリティ経営へ
SDGsビジョン「食から始めるDYNAC」を掲げ
持続可能な社会実現への取組みを始動
「ミラブルプロダイナー」による節水で水道料金と洗剤量を削減、
環境保全団体へ売上一部を寄付、未利用魚の活用による食材活用などを実施


株式会社ダイナックホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:綾野喜之、以下 当社)は、 2000年に環境委員会、2022年度にサステナビリティ経営推進室を設置し、サステナビリティ方針として具体的な取組みを制定して、活動を開始しています。

株式会社ダイナックホールディングスとは

1958年、東京・新宿の地で創業したダイナックは、多業態飲食店の経営、ゴルフ場・リゾートレストラン等の運営受託、道の駅・サービスエリアの運営を事業とし、日本全国で219店舗(2023年8月22日現在)を展開しています。グループ企業には、飲食店経営と文化施設内のレストランの受託運営を手掛ける株式会社ダイナックと、ゴルフ場等のレストラン受託運営や道の駅・サービスエリアの運営を手掛ける株式会社ダイナックパートナーズがあります。株式会社ダイナックホールディングスは、グループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能を担っています。

幅広い事業領域をアドバンテージに、外食の楽しさを創造する外食エンターテイメント企業を目指す当社は、規模の拡大だけ追うのではなく、提供商品やサービスの品質と、お客様や社会からの信頼による企業品格を追求しています。環境課題への取組みでは、食品ロスが社会問題化した2000年に環境委員会を設置し、2009年には全事業所でISO14001認証を取得しました。 2022年、環境委員会から名称変更していたサスティナ推進委員会をサステナビリティ経営推進室として新たに発足させ、「サステナビリティ方針と4つの取組み」を制定しました。

サステナビリティ4つの取組み

(1)お客様・お取引先と響きあう/安全・安心な食の提供

お客様の声を広く企業活動に反映させるとともに、ダイナック品質方針「All for the Quality」のもと、〔食品安全理念〕〔食品安全活動方針〕を定め、フードチェーン全体で品質の維持・向上に取り組んでいます。

(2)自然と響きあう/地球環境への貢献

持続可能な地球環境を次世代に引き継ぐべく、事業活動に直接起因する環境負担の低減を軸にして、グループ全体での環境経営を推進していきます。

(3)社会と響きあう/地域創生・社会貢献

地域の生産者・自治体と連携し、食を通じて持続可能な街づくりや地域活性化に向けた取り組みを推進し、地域の成長力を確保することを目指します。

(4)従業員と響きあう/ダイバーシティ経営

「ダイバーシティ経営」を人事の基本方針とし、新たな価値創造に挑戦する「人材育成」と従業員一人ひとりが最大限に力を発揮する、創造性あふれる「職場環境づくり」を目指しています。

??環境保全や食材ロス貢献を目指す新業態の展開

新業態は、サステナビリティ方針に沿って立ち上げています。北海道根釧地区の酪農が盛んな浜中町で作られるの酪農製品などを使った北海道イタリアンレストラン&カフェ「北国とミルク」 (東京3店舗) では、「北海道チーズソースのハンバーグパスタ ビアンコ(税込1,738円)」の売上の3%を同町の環境保全団体NPO法人シマフクロウ・エイドへ寄付しています。2023年1月に16万5,137円の寄付を行いました。これは「北国とミルク」で、2022年の対象商品売上の3%です。

寄 付 額 :16万5,137円(2023年1月)
寄 付 先 :環境保全団体NPO法人シマフクロウ・エイド
関 連 U R L :https://fishowlaid.jp/

取組みの具体例について

??サイエンス社と「業務用厨房改善システム」を共同開発、その効果について

ファインバブル※1製品の製造・販売及びメンテナンスを手掛ける株式会社サイエンス社との共同開発により、厨房環境の改善を目的としたシステム、「ミラブルプロダイナー」を誕生させました。グラス・食器洗浄用の「ミラブルプロダイナーシンク」と、調理用床洗浄用「ミラブルプロダイナーデッキ」の使用により、店舗厨房では節水と洗浄力がともに向上。2023年1月から7月の原単位(円 / 売上千円)あたりの水道料金は、2019年対比で21%削減でき、原単位(g / 売上百万円)あたりの洗剤使用量も19%低減しました。システムの全店導入が決定し、地球環境への貢献やダイバーシティ経営の推進につながっています。

2019年1月~7月期と2023年1月~7月期の対比(2023年8月8日現在)
原単位(円 / 売上千円)あたりの水道料金 21%削減
原単位(g / 売上百万円)あたりの洗剤使用料 19%削減

※1 地球環境浄化や地球資源消費削減への貢献が期待されている直径が100μm(=0.1mm)より小さな泡。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.dynac.co.jp/cms/wp-content/uploads/2023/08/%E3%80%90%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%91%E6%84%9F%E5%8B%95%E3%82%92%E8%AA%BF%E7%90%86%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%8C%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%81%B8-SDGs%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8C%E9%A3%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8BDYNAC%E3%80%8D%E3%82%92%E6%8E%B2%E3%81%92-%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8F%96%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%82%92%E5%A7%8B%E5%8B%95.pdf

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