<令和6年9月26日>宮古盛岡横断道路の環境改善に向けた官民合同の現地調査を実施しました!

2024/10/03  岩手県庁 

<令和6年9月26日>宮古盛岡横断道路の環境改善に向けた官民合同の現地調査を実施しました!

ページ番号1078149 更新日 令和6年10月3日

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東日本大震災津波からの復興支援道路として整備した宮古盛岡横断道路(一般国道106号)について、開通から約3年半が経過し、道路利用者から待避所等のゆずりポイントが少ないなどの要望が出されていることを踏まえ、9月26日(木曜)に環境改善に向けた官民合同の現地調査を実施しましたので、お知らせします。

~道路利用者の意見等を踏まえた環境改善の取組~

宮古盛岡横断道路は、岩手県が管理する唯一の自動車専用道路(簗川道路等一部区間を除く)であり、令和2年度末までに約52kmが開通し、約20kmの距離短縮及び約35分の時間短縮が図られたところです。

一方、自動車専用道路と一般道路が混在(自動車専用道路:約42km、一般道路:約35km)しており、令和6年7月に宮古土木センターが実施した道路利用者へのヒアリングでは、「後続車に通行をゆずりたくてもゆずれる場所が少ない」、「低速度車等が通行をゆずりやすい道路にして欲しい」などの通行をゆずることができる待避所等の整備に係る要望が多く出されました。これを踏まえ、宮古土木センターでは、宮古盛岡横断道路の環境改善に向けた官民合同の現地調査を令和6年9月26日(木曜)に初めて実施しました。

現地調査には、明日を拓く宮古のみち女性の会、岩手県北自動車株式会社、公益社団法人岩手県トラック協会、宮古警察署等の関係者が参加し、宮古盛岡横断道路の待避所等のゆずりポイントの状況や改善要望箇所を現地で確認しました。

宮古盛岡横断道路には、上り線(盛岡市⇒宮古市)には8箇所のゆずりポイントが整備(最長区間距離約21km)されていますが、下り線(宮古市⇒盛岡市)は3箇所と少なく、最長区間距離も約36kmとなっていることから、下り線の箱石地区と区界地区に新たなゆずりポイント(待避所)を整備することとしました。これにより、下り線のゆずりポイントは5箇所となり、最長区間距離も約21kmに短縮されます。

また、「宮古盛岡横断道路は走行速度が速いため、待避所の利用が難しい。待避所の予告標識があれば、通行をゆずる車の増えるのではないか」との意見を踏まえ、上下線の各待避所にゆずりポイントを示す案内標識を整備することとしました。

この他、参加者からは、宮古市区界地区の自動車専用道路と一般道路の交差点へのカーブミラーの設置や、幅員が狭い一般道路のトンネル部への交通安全対策等の要望が出されました。

宮古土木センターでは、今回の現地調査の結果を踏まえ、宮古盛岡横断道路の環境改善に向けて、年内の完成を目指して、新たなゆずりポイント(待避所)や案内標識等の整備に取り組んでいきます。

宮古盛岡横断道路の整備状況 宮古盛岡横断道路のゆずりポイントの状況 宮古盛岡横断道路の整備状況等の説明(道の駅区界高原) ゆずりポイントの整備候補箇所を確認(宮古市区界地区) ゆずりポイントの整備候補箇所を確認(宮古市箱石地区) カーブミラーの整備要望箇所を確認(宮古市区界地区)

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このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局土木部宮古土木センター 道路整備課 道路環境チーム
〒027-0072 岩手県宮古市五月町1-20
電話番号:0193-64-2221(内線番号:363) ファクス番号:0193-71-1239
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