ゲリラ豪雨時代の落とし物事情 傘の紛失、年間32.1%の人が経験

2024/07/24  MAMORIO 株式会社 

雨の日の紛失対策していない「57.4%」持ち物管理に警鐘


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■調査サマリー
- 雨の日の忘れ物、1位は長傘(68.1%)2位に折りたたみ傘(33.1%)
- 過去1年間で3人に1人以上(32.1%)が傘を紛失した、あるいは紛失しかけた経験がある
- 傘の忘れやすい場所、1位は「電車やバスの中(55.8%)」
- 傘の紛失防止対策、半数以上が「特に何もしていない(57.4%)」
- 傘の盗難防止策、1位「独特なデザインや柄(43.2%)」2位「名前や連絡先の記入(32.8%)」3位「傘に鍵やロックをつける(25.2%)」

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:10代~80代の全国の男女 (全国調査)
有効回答数: 1000
調査実施日:2024年6月28日
■調査背景
近年、気候変動の影響で突如として襲来するゲリラ豪雨が増加しています。
天気予報が外れることも多く、晴れのはずが突然の雨に見舞われるケースも珍しくありません。
このような予測困難な天候の中、雨の日の持ち物管理がますます重要になっています。
雨の日は傘や雨具を持ち歩くことで手荷物が増え、普段とは異なる行動パターンになりがちです。
また、濡れた傘の始末に気を取られて他の持ち物をうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
このような雨の日特有の状況が、思わぬ紛失につながる可能性があります。
上記の背景から、私たちMAMORIO株式会社は雨の日の紛失問題に焦点を当てた全国規模の調査を実施しました。
梅雨や台風の時期、且つゲリラ豪雨が増加する中、雨の日の持ち物管理はもはや単なる不便さを超え、時に貴重品の紛失リスクにもつながりかねません。
今回の調査結果では、そんな予測不能な天候下での効果的な持ち物管理方法や、雨の日特有の紛失リスクへの対策を考える一助となることを目指しました。

- 雨の日の忘れ物、1位は傘!

雨の日によく忘れるものについて

梅雨や秋雨の季節、雨の日の忘れ物に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
まずは「雨の日によく忘れるもの」について調査を実施しました。
その結果、長傘は回答者の約7割(68.1%)が忘れやすいアイテムとして挙げており、2位も折りたたみ傘と(33.1%)なっています。
この結果から、傘が雨の日の忘れ物として上位2位を占めていることが明らかになりました。
3位以降はハンカチ・タオル、スマートフォン、鍵と続きますが、傘と比べるとその割合は大きく下がるため、雨の日の忘れ物対策として、特に傘への注意が必要であるでしょう。
傘は天候によって使用頻度が変わるため、普段から持ち歩く財布や携帯電話と比べて、忘れやすい傾向にあると考えられます。
また、貴重品である財布(1.8%)やスマートフォン(4.2%)の忘れやすさは雨の日の中では比較的低いものの、一定数の方が忘れる可能性を感じていることも注目すべき点です。

- 傘の紛失経験、過去1年間で3人に1人が「ある」と回答

過去1年間で傘を紛失した・しかけた数について

そんな雨の日の必需品である傘。
しかし、その管理に苦労している人も少なくないようです。
次の設問では過去1年間の傘の紛失経験について調査を実施しました。
結果は、過去1年間で32.1%、つまり3人に1人が傘を紛失した、あるいは紛失しかけた経験があることが分かりました。
特筆すべきは、1-2回の紛失経験がある人が全体の4分の1(25.0%)を占めていることです。
さらに、3回以上紛失した人も7.1%存在し、これは約14人に1人の割合になります。
6回以上紛失した人も2.4%いることから、傘の紛失が習慣化している人も少なからずいることが窺えます。
一方で、67.9%の人は1年間傘を紛失していないことも分かりました。
この調査結果は、傘の紛失が決して珍しい問題ではなく、多くの人が経験する可能性のある身近な課題であることを示しています。

- 傘の忘れやすい場所、1位は「電車やバスの中」 ― 半数以上が回答

傘を忘れやすいと思う場所について

雨の日に欠かせない傘ですが「どのような場所で忘れやすいのか」についても複数回答可で調査を実施しました。

1位の「電車やバスの中」は、回答者の半数以上(55.8%)が傘を忘れやすい場所として挙げています。
移動中の慌ただしさや、降車時の注意散漫が原因として考えられます。
2位は「レストランや喫茶店」(31.9%)。食事や会話に集中するあまり、傘の存在を忘れがちな様子がうかがえます。
3位の「商業施設」(21.6%)も、買い物に夢中になり傘を置き忘れるケースが多いようです。
4位の「オフィスや学校」(16.2%)は、日常的に長時間過ごす場所であり、傘を忘れる可能性が比較的高いことが分かりました。
5位には「図書館や美術館などの公共施設」(8.6%)が入っており、集中して本を読んだり展示を見たりする際に傘を忘れやすい傾向があるようです。
この結果から、特に人の出入りが多く、滞在時間が比較的短い場所で傘を忘れやすい傾向があることが明らかになりました。
日常生活の中で、これらの場所では傘の管理により注意を払う必要がありそうです。

- 傘の紛失防止対策、半数以上が「特に何もしていない」

傘を紛失しないように気をつけていることについて

傘の紛失は多くの人が経験する身近な問題ですが、その対策はどのように行われているのでしょうか。傘の紛失を防ぐために行っている対策についても調査を実施しました。

最も多かった回答は「特に何もしていない」で、半数以上(57.4%)を占めました。
この結果は、多くの人が傘の紛失に対して特別な対策を講じていないことを示しています。
一方で、何らかの対策を行っている人々の中では、「傘立てに置く際は目立つ場所に置く」(21.0%)が最も多く、次いで「傘を持ち歩く習慣をつけている」(16.0%)という回答が続きました。
これらは比較的簡単に実践できる方法として、一定の支持を得ているようです。
「傘に名前や連絡先を書いている」(7.4%)や「傘専用のケースやバッグを使用している」(5.0%)といった、より積極的な対策を取っている人も一定数いることが分かりました。
また、「高価な傘を使用して紛失しないよう意識している」(4.7%)という回答もあり、傘への投資が紛失防止の動機づけになっている様子も見られます。
興味深いのは、「紛失防止タグを活用し、傘の位置を追跡している」(1.4%)という最新技術を活用した対策も、少数ながら行われていることです。
効果的な紛失防止策の普及や、新たな技術の活用が今後の課題となりそうです。

- 傘の盗難防止策、個性的なデザインが最も効果的?

盗まれにくいと思う傘の特徴について

傘の紛失問題の一因として盗難も考えられます。
そこで、盗まれにくいと思われる傘の特徴について調査対象者632人の回答から、興味深い結果が明らかになりました。
最も多かった回答は「独特なデザインや柄」(43.2%)でした。これは、目立つ傘は盗まれにくいという考えを反映しています。
2位の「名前や連絡先の記入」(32.8%)は、所有者が特定できる傘は盗難のリスクが低いと考えられているようです。
3位の「傘に鍵やロックをつける」(25.2%)は、物理的な盗難防止策として一定の支持を得ています。
興味深いのは4位の「汚れや傷がある使用感のある傘」(22.8%)で、新品よりも使い込んだ傘の方が盗まれにくいと考える人が少なくないことが分かりました。
また、「紛失防止タグなどの位置情報確認機能がある製品が取り付けてある」(15.8%)という最新技術を活用した対策も、一定の支持を得ています。
この調査結果から、傘の盗難防止に対する考え方は多様であり、個人の経験や価値観によって様々な対策が取られていることが分かります。
特に、傘の個性化や所有者の明確化が効果的だと考えられている傾向が見られました。
- まとめ 雨の日の紛失問題の現状と対策の必要性

傘の紛失イメージ

今回の調査結果から、雨の日の紛失問題、特に傘の紛失が多くの人にとって身近な課題であることが明らかになりました。
調査によると、過去1年間で3人に1人以上が傘を紛失した経験があり、その多くが電車やバスの中、レストランや喫茶店といった日常的な場所で起こっています。また、雨の日には傘以外の持ち物も忘れやすくなる傾向が見られました。
興味深いのは、半数以上の人が傘の紛失防止に特別な対策を講じていないという点です。
一方で、一部の回答者は傘に名前を書いたり、専用のケースを使用したりと、独自の工夫を凝らしています。
紛失防止には、単に注意を払うだけでなく、システマチックなアプローチが有効かもしれません。
例えば、持ち物の位置を追跡できる技術の活用も、一つの解決策となる可能性があります。
MAMORIO株式会社としては、この調査結果を踏まえ、雨の日の紛失問題に対する意識向上と、効果的な対策の普及に努めてまいります。
皆様におかれましても、この機会に雨の日の持ち物管理について今一度「紛失防止タグ」という選択肢をお考えいただければ幸いです。
私たちは、テクノロジーの力を借りながら、誰もが安心して雨の日を過ごせる社会の実現を目指しています。
今後も、皆様の日常生活をサポートするソリューションの開発に取り組んでまいります。

「MAMORIO」について

傘にMAMORIOを取り付けている図

MAMORIOはBluetooth通信を用いて、スマートフォンとの距離を元に忘れ物の発生を検知、スマートフォンで置き忘れた場所を確認することができる、財布にも入れられる世界最小・最薄クラスの紛失防止タグです。
置き忘れを検知し通知をして未然に置き忘れを防ぐ忘れ物通知や、AR技術を使って近くの物の場所を探したりするカメラで探す機能など、紛失を未然に防ぐさまざまな機能に加えて、万が一の紛失時には全国のMAMORIOユーザーや全国700路線以上の公共交通機関と提携した国内最大級のクラウドネットワークで紛失物を発見します。

最小・最薄サイズのタグタイプの「MAMORIO」に加えて、シールタイプの「MAMORIO FUDA」、電池交換が可能で財布に忍ばせやすいスクエアデザインの「MAMORIO RE」、ワイヤレス充電で繰り返し充電可能なクレジットカードサイズのカードタイプの「MAMORIO CARD」やビジネスの現場でご利用いただけるプロ仕様の「MAMORIO Pro」シリーズなど様々な製品を用途に合わせて選んでご利用いただけます。

会社概要
企業名  :MAMORIO株式会社
代表取締役:増木 大己
設立   :2012年7月
本社所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田3-3-5ヨシヰビル5F
事業内容 :「MAMORIO」「MAMORIO Biz」の開発・提供、ポータルサイト「落し物ドットコム」の運営

製品サイトURL
▼MAMORIO
https://mamorio.jp/
▼MAMORIO公式ストア
https://store.mamorio.jp/
▼MAMORIO Biz
https://mamorio.biz/

運営サイトURL
▼落し物ドットコム
https://otoshimono.com/

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