炭素会計アドバイザー協会が、CDP教育&トレーニングパートナーに認定

2023/10/12  一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会 


 2023年10月10日、国際的な基準で組織のGHG排出量を正確に算定できる人材育成を目指す、一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会(代表理事:鈴木修一郎、所在地:愛知県名古屋市)は、気候変動に関する世界的なNGOである一般社団法人 CDP Worldwide-Japanの教育&トレーニングパートナーに認定されましたことをお知らせします。

 炭素会計アドバイザー協会は、欧米の国際環境NGOを中心とするカーボンニュートラルの国際基準を踏まえ、ネットゼロ目標を反映した気候移行計画を策定し、さらに開示要件に対応した情報開示を遂行する、すなわち、炭素会計(カーボンアカウンティング)に精通する人材をより多く輩出・育成することを目指し、炭素会計アドバイザー資格制度の運営を行っています。

 CDPは、株式市場を運営している日本取引所グループにもESG評価機関として紹介されており、提供している「気候変動レポート」などのスコアリング情報はESG投資の拡大において世界で最も参照されているデータの一つとなっています。この度のCDPとのパートナーシップを通じて、環境情報開示の重要性を幅広く理解する人材を育成する教材開発や、サプライチェーン全体の脱炭素化に向けた支援を行ってまいります。

【CDPパートナーシップヘッドからのコメント】
"I am pleased to announce our new silver Accredited Solution Provider, Carbon Accounting Adviser Institute, who is providing education and training program in Japan. I expect them to play a role in promoting disclosure to CDP and the importance of decarbonisation strategies, not only for large companies but also for small and medium-sized supplier companies. "
Dexter Galvin, CDP Chief Commercial & Partnerships Officer


 この度、CDPと炭素会計アドバイザー協会は、教育&トレーニングのCDP認定プロバイダーとして、パートナーシップ契約を締結いたしました。CDPへの開示推進や、脱炭素経営の必要性を、大企業のみならず中小のサプライヤー企業にも広げる役割を担ってくれることを期待しています。
デクスター・ガルビン CDPチーフ・コマーシャル&パートナーシップ・オフィサー

【CDPについて】
 CDPは、英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)であり、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営しています。2000年の発足以来、グローバルな環境課題に関するエンゲージメント(働きかけ)の拡大と向上に努めています。日本では、2005年より活動しています。
 *CDP公式Webサイト:https://japan.cdp.net/

【炭素会計アドバイザー資格制度の概要】

【炭素会計アドバイザー協会概要】
会社名:一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会
    (事務局:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)
所在地:愛知県名古屋市東区東桜 1-13-3 NHK 名古屋放送センタービル 16F
株式会社ウェイストボックス内
代表者:鈴木 修一郎
設 立:2022年7月
URL :https://www.caai.or.jp/index.html
事業内容:
 ・炭素会計アドバイザー資格取得希望者に対する講習や試験等の実施
 ・炭素会計アドバイザー資格取得希望者に対する「SDGsやESGの基本的な考え方」や「炭素会計の重要性」等に関するeラーニングの提供
 ・資格取得者に対する定期的な資格更新研修の実施
 ・企業、自治体、団体などからの調査・研究依頼、講師派遣の依頼 受託等

 本協会の活動によって生じた収益は、森林保護等の環境問題に取組む団体等に寄附します。

【本件に関する問合せ先】
      一般社団法人 炭素会計アドバイザー協会    info@caai.or.jp


                                              以上

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