大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 子どもたちのソウゾウする力を「Unlock」する体験型パビリオンを実現

2024/09/19  パナソニック ホールディングス 

2024年9月19日

企業・経営 / プレスリリース

パビリオン建屋が完成※1

大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 子どもたちのソウゾウする力を「Unlock」する体験型パビリオンを実現

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」において、次代を担う子どもたちが常識や思い込みから解き放たれ、自身も気づいていない秘められた力や可能性を「Unlock」する体験型パビリオンを、「ひとの理解」研究・「空間演出」技術を用いて実現します。今年8月にはパビリオン建屋が完成し、今後、2025年2月の竣工に向け、AR(※2)を用いて空間演出や内装イメージの検証をしながら展示・内装工事を進めていきます。並行して、パビリオン「ノモの国」の世界観を伝えるアニメーションを制作し、オンラインで来春公開予定です。

※1 ファサード膜の施工を除く。ファサード膜は2025年1月の施工を予定。

※2 Augmented Realityの略称。「拡張現実」

パナソニックHDは大阪・関西万博で「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」をコンセプトに、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」を出展します。「ノモの国」は、「モノの捉え方はココロの持ちようで大きく変わる」いわば「モノとココロは写し鏡のような存在である」という思いを込めて名付けました。
「Unlock your nature」をタグラインに掲げるパビリオン「ノモの国」は、Unlock体験エリア(922 m2(※3))と、それを支える展示エリア「大地」(165 m2(※3))があります。

※3 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」全体の延床面積は1,731.63 m2、敷地面積は3,508.08 m2

Unlock体験エリアは、4つのZONEで構成します。体験ポイントは以下の通りです。

1. 一人ひとりの異なるストーリー創出

人々のくらしに寄り添いながら事業を営んできたパナソニックグループがこれまで蓄積してきた「ひとの理解」研究に基づく行動解析・表情解析などの技術と独自開発した感性モデルを用いて、体験者の個性や特性を反映した一人ひとりの可能性やストーリーを描き出し、それらを「蝶」というモチーフで表現します。

2. ミスト映像演出

通り抜けることのできる巨大な映像を空中に映し出す「幅7 m×高さ3.5 m」の「ミストウォール(※4)」や、直径1.3 mもの映像が天井から目の前に降り注ぐ「ボルテックスリング(※5)」による演出をします。

3. イマーシブ空間

立体音響や360°映像、ハプティクス(※6)などパナソニックグループの光・映像・音・空気に関する「空間演出」技術を駆使して五感を刺激するイマーシブ空間を演出します。

※4 拡散を抑制して遠方まで気流を届ける技術で作られた粒径6 μmの極微細ミストの映像スクリーン

※5 輪渦気流にミストを閉じ込めて遠方まで飛ばす技術で作られたミストの輪

※6 振動や風を用いた演出

パナソニックグループパビリオン「ノモの国」ZONE構成図

「ノモの国」の体験を通じて、子どもたちに、感覚(カラダ)を研ぎ澄ましてもらい、感性(ココロ)を解き放ち、ソウゾウする力を「Unlock」するきっかけを提供します。そして、未来を描く子どもたちの「自分の可能性を信じて、一歩を踏み出す心」を育んでいきたいと考えています。

■Unlock体験エリアの各ZONEの概要

ZONE1:カガミイケの奥深く

ノモの国に迷い込む

「ノモの国」に迷い込んだ子どもたちは23.4チャンネルの立体音響や映像、ハプティクスの技術によってクロスモーダル(感覚複合的)に感覚(カラダ)が研ぎ澄まされ、「風、水、光、生命」など普段は意識せず、当たり前に感じている世界を全身でとらえるようになり、Unlock体験が始まっていく。

ZONE2:ノモの森

未知の世界を探索

「ノモの森」に足を踏み入れた子どもたちは「結晶」を見つける。そこには生命やエネルギーが巡る美しい森が広がっており、自分の感性(ココロ)の赴くままに未知の世界を探索する。結晶をかざすと森はまるで生命のように光や音や風を発し、子供たちの感性に反応する。

ZONE3:古木の谷

結晶から蝶を解き放つ

古木をのぞき込むと、ZONE2での行動解析データの分析に基づいた一人ひとりの感性とその可能性がストーリーとなって映し出される。蝶は結晶から解き放たれ、「ミストの滝」の向こうへと子どもたちを導いていく。

ZONE4:大空へ

解き放たれた蝶たちは羽ばたき、響き合う

勇気を出して「ミストの滝」を抜けると、そこには新しい世界が広がっている。ZONE3で一人ひとりが解き放った蝶は子どもたちが起こす風に乗って音を奏でながらやがて周囲の蝶たちと響き合い、大きなエネルギーとなって大空へと羽ばたいていく。
「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」

■「ノモの国」アニメーション

アニメーション原作(イメージ)

パビリオン「ノモの国」での体験をより楽しんでもらうこと、また、来場できない方にもパビリオン「ノモの国」の世界観を理解してもらうことを目的に「アニメーション」の制作も進めています。本日公開予定の「ノモの国ポータルWEBサイト」などのオンラインで、来春の公開を予定しています。

ノモの国ポータルWEBサイトURL:https://the-land-of-nomo.panasonic/

【アニメーション制作陣】

プロデュース:パナソニック映像株式会社
原作:久保 裕章
制作:monofilmo(モノフィルモ)
作詞:森 雪之丞
作曲:服部 隆之

パナソニックグループは、子どもたちに無限の可能性を解き放つ機会を提供するため、会期中のパビリオンでの体験に加え、会期前から学生たちとの共創活動をパビリオンづくりに反映していく取り組みや、閉幕後もレガシーとして子どもたちとつながり続けるオンライン次世代共創プラットフォームの構築にも取り組んでいきます。今回の大阪・関西万博を機に、パナソニックHDは次代を担う子どもたちの未来をより豊かで希望に満ちたものにできるよう取り組みを加速していきます。

パナソニックグループ公式 2025大阪・関西万博サイト
https://holdings.panasonic/jp/corporate/expo2025
ノモの国ポータルWEBサイト
https://the-land-of-nomo.panasonic/

記事の内容は発表時のものです。
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