令和6年度愛知県高圧ガス移動防災訓練の実施について
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掲載日:2024年10月8日更新
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1 日時
2024年10月15日(火曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
2 場所
岡崎中央総合公園 美術博物館第3駐車場(岡崎市高隆寺町峠1番地)
当日連絡先 電話番号:052-485-6619
3 訓練内容
(1)日程
13時30分~13時40分 開会の辞、挨拶
13時40分~14時00分 訓練1 液化酸素タンクローリ事故発生時の通報及び応急措置訓練
14時00分~14時20分 訓練2 水素ガスの燃焼実験
14時20分~14時40分 訓練3 空気呼吸器装着の実演及びアンモニアガス漏えい処置訓練並びにモノシランガスの疑似爆発実験
14時40分~15時00分 訓練4 アセチレンガス容器の消火訓練
15時00分~15時20分 訓練5 正しい容器積載方法の実演及び液化石油ガス容器バルブからのガス漏えい閉止訓練並びに液化石油ガスの燃焼実験・消火実験
15時20分~15時30分 講評、閉会の辞
(訓練は、一般の方の見学も可能です。また、上記の訓練開始時間は、訓練の進行状況により前後する可能性があります。)
(2)展示等
展示1 液化石油ガス用 供給機器類展示
展示2 液化窒素の展示観察及び液化窒素・ドライアイスによる体験実習
展示3 地震体験車「なまず号」による地震体験
4 参加者
高圧ガス事業関係者等 約600人
5 主催
愛知県
愛知県高圧ガス地域防災協議会
6 協力機関
愛知県岡崎警察署
岡崎市消防本部
7 訓練の中止判断目安
訓練を中止する場合の判断目安は、次のとおりとします。中止の判断は、訓練当日の午前9時30分頃に行い、中止する場合は、午前10時を目どに県防災安全局X(@aichi_bousai)及び県公式webページ(https://www.pref.aichi.jp/site/koatsugas/other-idoubousai.html)に掲載します。
・県内の一部又は全域に大雨、暴風、高潮における警報又は大雨、暴風、高潮、波浪における特別警報、「伊勢・三河湾」又は「愛知県外海」における津波警報又は特別警報(大津波警報)のいずれかが発表され、かつ、県内の一部又は全域に相当規模の災害が発生した場合又は発生するおそれがある場合。
・南海トラフ地震臨時情報が発表された場合。
・県内で震度5弱以上、かつ、県内の一部又は全域に相当規模の災害が発生した場合又は発生するおそれがある場合。
・北朝鮮による弾道ミサイルとみなされる飛翔体の発射情報がJアラートにより愛知県に伝達され、かつ県内の一部又は全域に相当規模の災害が発生した場合又は発生するおそれがある場合。
・気象状況により訓練会場の状況が著しく不良となるなど訓練実施が困難な場合。
8 取材について
報道機関による撮影は可能です。なお、御来場の際は会場入口付近の受付にて、必ず受付をし、訓練エリアに立ち入る場合は、腕章及びヘルメットを持参の上御着用ください。
(参考)
訓練1 「液化酸素タンクローリ事故発生時の通報及び応急措置訓練」の詳細
(1)目的
液化酸素を輸送中、トラックに追突され、配管に亀裂が入り液化酸素が漏えいしたことを想定し、イエローカード(高圧ガスの名称、性状及び移動中の災害防止のために必要な注意事項を記載した書面)に基づいた乗務員の通報訓練及び防災事業所の受信体制並びに応急措置訓練を行い、通報、受信、応急操作技術を習得する。
あわせて消防署、警察署等の公設隊と連携して災害の拡大防止策を行う。
(2)内容
ア 消防署・警察署への通報・出動要請
イ 防災事業所への通報
ウ 防災事業所の受信
エ 付近への火気使用中止を呼び掛け・避難誘導
オ 消防署・警察署の出動、怪我人の救助及び災害拡大防止措置
カ 防災事業所の出動及び漏えい防止措置
訓練2 「水素ガスの燃焼実験」の詳細
(1)目的
水素ガスの燃焼炎は輝きのない炎で昼間は特に見えにくく、輻射熱が小さいため圧力が低い場合には燃焼していることに気づきにくい。高圧及び低圧での噴出音と燃焼音の違い並びに輻射熱の小ささと燃焼温度の高さ、高圧燃焼時の消火状況を実験により確認する。
(2)内容
ア 水素ガスに点火して燃焼炎が見えにくいこと、圧力により噴出音や燃焼音及び炎の違いを炭酸ソーダ液を噴霧させて炎色反応で確認する。
イ 水素ガス燃焼時の輻射熱の小ささと燃焼温度の高さを金網の溶断により確認する。
ウ 高圧燃焼時での消火訓練
訓練3 「空気呼吸器装着の実演及びアンモニアガス漏えい処置訓練並びにモノシランガスの疑似爆発実験」の詳細
(1)目的
空気呼吸器の装着とアンモニアガスの漏えいした容器の処置方法を訓練する。
モノシランガスが自然発火(爆発)する特性を理解する。
(2)内容
ア 空気呼吸器の迅速かつ正確な装着方法を訓練する。その後2人1組となって容器に防災キャップを取り付け、漏えいを止める訓練を実施する。
イ モノシランガス50%+窒素ガス50%の混合ガスが大気中で自然発火する状況を観察する。
ウ モノシランガス50%+窒素ガス50%の混合ガスが大気中で自然発火しているところに炭酸ガス消火器による消火の効果を観察する。
エ モノシランガス50%+窒素ガス50%の混合ガスを水槽の水に通し、気泡が水面に達すると同時に発火する現象を観察する。
オ 風船にモノシランガス50%+窒素ガス50%の混合ガスを注入し、爆破させて疑似爆発現象を観察する。
訓練4 「アセチレンガス容器の消火訓練」の詳細
(1)目的
アセチレンガス容器及び容器バルブに装着されている安全栓(ヒューズメタル)は、温度105℃(±5℃)で溶融作動する。安全栓が作動しアセチレンガスが噴出すると、ほとんどの場合、着火炎上することを理解する。
(2)内容
ア 1本のアセチレンガス容器の充てん口からアセチレンガスを噴出させ着火し、その火炎で他の3本のアセチレンガス容器の肩部をあぶることにより、つぎつぎと安全栓(ヒューズメタル)が作動して、噴出するガスに着火し炎上する様子を観察する。
イ アセチレンガス容器への着火時の消火方法についての模範演技を行う。
訓練5 「正しい容器積載方法の実演及び液化石油ガス容器バルブからのガス漏えい閉止訓練並びに液化石油ガスの燃焼実験・消火実験」の詳細
(1)目的
1 液化石油ガス容器の正しい積載方法を学習する。
2 液化石油ガス容器バルブからのガス漏えい閉止訓練によりガス漏えい時の応急処置を学習する。
3 液状及びガス状の液化石油ガスの燃焼状況を理解する。
(2)内容
ア 液化石油ガスの正しい容器積載方法を説明し実演する。
イ 50kg入り容器のバルブからガス漏えいを想定し、アメ色のゴムテープ(防災用具)を巻くことによりガスの漏えいを閉止する訓練を実施する。
ウ 500kg入り容器の液化石油ガスをパイプバーナーで燃焼させ、炎を観察する。また、二酸化炭素消火器を使用して消火実験を行い、炎の挙動を確認する。
展示1 「液化石油ガス用 供給機器類展示」の詳細
(1)目的
LPガス供給機器の見本、パネルを展示することにより、災害時、被災時に安全機器として有効であることをあらためて認識していただくことを目的とする。
また、分散型エネルギーであるLPガスの活用により利便性を知ってもらう。
(2)内容
ア 保安機器(メーター、調整器、防止型高圧ホース)
イ 災害時対応型ユニット
展示2 「液化窒素の展示観察及び液化窒素・ドライアイスによる体験学習」の詳細
(1)目的
液化窒素の展示や液化窒素・ドライアイスを使用した体験学習を通じて、超低温液化ガスに関する物性や特定を理解し、取扱い知識を深める。
「コールド・エバポレータ」のうち貯槽部分模型図や超低温容器カットモデルの展示と説明を通じて、超低温機器の取扱い知識を深める。
(2)内容
ア ガラス魔法瓶に入れた液化窒素を観察する。
イ 魔法瓶に入れた液化窒素に、生花・ゴムボールを浸し、凍結、破砕させて、その状況を観察する。
ウ 液化炭酸ガスをスノーパックに噴出させてドライアイスを製造する。
エ 液化炭酸ガスでスノードライアイスを製造する。製造したスノードライアイスで実験を行う。
展示3 「地震体験車「なまず号」による地震体験」の詳細
(1)目的
実際に揺れを体感することで家屋の耐震化、家具固定の重要性に気付いていただき、ご家庭の防災・減災意識を高めていただくことを目的とする。
(2)内容
なまず号に乗り込み、地震を体験する。
このページに関する問合せ先
愛知県防災安全局防災部消防保安課産業保安室
高圧ガスグループ
担当:倉科、伊吹
電話:052-954-6197
内線:2551
メール:sangyohoan@pref.aichi.lg.jp
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