「従来、営業というのはアナログ世界の最後の聖域だと思っていたが、コロナ禍によって一気にオンライン上でのコミュニケーションが普及した。皆さんも『このままコロナ後もオンラインが主流となっていくのではないか』と感じているのではないだろうか」――冒頭、藤田氏はそう聴衆に投げかけた。
既存顧客への定期的な訪問が難しくなり、新規案件の獲得が困難となった今、デジタルの世界で顧客を見つける“仕組み”が必要となる。つまり、デジタル技術を駆使して顧客ニーズを把握し、情報を利活用することで新規案件の創出へつなげていくわけだ。
藤田氏は、このセールスDXを推進する上で押さえるべきポイントとして「顧客情報のデジタル化/集約」「顧客の興味の察知」「顧客ニーズに基づいた顧客情報の活用」の3つを提示。顧客接点情報の統合管理を軸に、営業/マーケティング活動を支援するホットプロファイルを例に挙げ、実現イメージを解説していった。