週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬「ウゴービ(R) 皮下注」〔一般名:セマグルチド(遺伝子組換え)〕、発売のお知らせ

2024/02/22  ノボノルディスクファーマ 株式会社 

2024 年 2 月 22 日

週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬「ウゴービ® 皮下注」〔一般名:セマグルチド(遺伝子組換え)〕、発売のお知らせ

ノボノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:キャスパー ブッカ マイルヴァン、本社:東京都千代田区) は、本日、週1回皮下投与のヒトグルカゴン様ペプチド-1 (GLP-1) 受容体作動薬であるウゴービ® 皮下注の発売をお知らせいたします。

ウゴービ® 皮下注は、日本人585人を含む5,085人の過体重または肥満の成人*が参加したSTEP臨床試験プログラムの結果に基づき、2023年3月に製造販売承認を取得しています。日本人が参加した東アジア試験 (STEP 6試験) では、生活習慣の改善 (食事療法および運動療法) だけでは十分な減量効果が得られない過体重または肥満の成人において、投与68週時に13%以上の体重減少を達成しました。また、肥満に関連する合併症(2型糖尿病、高血圧、脂質異常症) についても、ウゴービ® 皮下注2.4mg SDの投与による血糖、血圧および脂質パラメータの改善が認められました。
肥満症は、世界保健機関(WHO)、日本肥満学会 (JASSO) をはじめ、その他多くの保健機関によって慢性疾患と定義されています。

現在、日本では約1,600万人の人が肥満症を抱えている一方 、医師により肥満症と診断されている人は、そのうちのわずか2.1% (33万人) にとどまります1。

ノボノルディスク ファーマ株式会社 代表取締役社長のキャスパー ブッカ マイルヴァンは次のように述べています。
「ノボ ノルディスクのパーパスは、糖尿病で培った知識や経験を基に、変革を推進し深刻な慢性疾患を克服することです。その目的達成に向け、科学的革新を見出し、医薬品へのアクセスを拡大するとともに、病気の予防ならびに最終的には根治を目指して取り組んでいます。 肥満症は、遺伝的、身体的、心理的、社会経済的要因等、複合的な要因から成る疾患です2。それゆえに、食事・運動療法のみでは効果的な減量を達成し、健康障害および健康障害リスクの改善を図ることが難しい場合が多く、薬物療法を含むさらなる医療介入が必要です2,3,4。肥満症治療によって、 QOLの低下 (および死亡率の増加 ) や社会的なコストの増加を引き起こす、多くの心血管疾患や深刻な慢性疾患のリスクが改善する可能性があります5,6,7,8。」

ノボノルディスク ファーマ株式会社 肥満症事業本部 本部長の清水 真理子は次のように述べています。
「現在日本におけるGLP-1受容体作動薬は、肥満症治療薬および 2 型糖尿病治療薬が承認されておりますが、ウゴービ®皮下注は、2 型糖尿病以外の、高血圧または脂質異常症のいずれかを有する肥満症患者さんに対しても効能又は効果※を有するGLP-1受容体作動薬として初めて薬事承認された肥満症治療薬です。 * BMI 27 以上の過体重、もしくは BMI 30 以上の肥満患者。世界では、BMI 25 以上を「過体重 (Overweight)」、BMI 30 以上が「肥満 (Obesity)」と定義されています (世界保健機関)。

お問い合わせ先
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
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東京都千代田区丸の内
2-1-1
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Tel: 03-6266-1700
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(フリーダイアル)
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