化学・医薬品業界は、資本集約型の産業。産業基盤・社会インフラとして重要な役割を果たす
化学・医薬品業界は、基礎素材を供給する化学産業、医薬品を開発・供給する医薬品産業を中心とし、化粧品・トイレタリー・化学品卸などからなる。2024年の名目GDPで13.5兆円、2025年12月の就業者数は130万人の規模の業界であり、日本の産業の中でも一定の規模を占めている。他の産業と比較して従業員数規模に対して経済規模が大きいが、これは設備によるプロセス型生産を基本とする資本集約型の産業であることを背景としている。化学業界は素材・繊維・自動車・包装・電子部品など関連業界が多く、日本の産業を下支えしている産業であると言える。医薬品業界は、医療サービスを提供する医療機関や調剤薬局に対して、医薬品を安定供給する社会インフラとして重要な役割を担っている。