製造業DX Day 2021 Sept.事例で学ぶDX推進~課題と成功の勘所~ l セールスDXで押さえるべき「3つのポイント」を効果的に実践するには?

2021/11/19  株式会社 ハンモック 

コロナ禍によって対面での商談が難しくなり、今やオンラインでの営業活動はすっかり常態化しつつある。こうした状況のなかで、単に商談の場をオンラインに移すだけではなく、営業のやり方自体に効果的にデジタルを活用する方法を模索する企業が増えているという。つまり、営業活動の基本とも言える「人と人が会う」ことができなくなった結果、営業のデジタル化、いわゆる“セールスDX”が進み始めたわけだ。

9月7日に開催されたTECH+フォーラム「製造業DX Day 2021 Sept.事例で学ぶDX推進~課題と成功の勘所~」では、ハンモック GLUE事業部 GLUE営業本部 西日本営業部 部長 藤田英雄氏が登壇。同社の営業支援SaaS「ホットプロファイル」を活用したセールスDXのもたらすインパクトについて、製造業の最新事例を交えた解説が行われた。

セールスDXを推進する上で押さえるべき「3つのポイント」

「従来、営業というのはアナログ世界の最後の聖域だと思っていたが、コロナ禍によって一気にオンライン上でのコミュニケーションが普及した。皆さんも『このままコロナ後もオンラインが主流となっていくのではないか』と感じているのではないだろうか」――冒頭、藤田氏はそう聴衆に投げかけた。

既存顧客への定期的な訪問が難しくなり、新規案件の獲得が困難となった今、デジタルの世界で顧客を見つける“仕組み”が必要となる。つまり、デジタル技術を駆使して顧客ニーズを把握し、情報を利活用することで新規案件の創出へつなげていくわけだ。

藤田氏は、このセールスDXを推進する上で押さえるべきポイントとして「顧客情報のデジタル化/集約」「顧客の興味の察知」「顧客ニーズに基づいた顧客情報の活用」の3つを提示。顧客接点情報の統合管理を軸に、営業/マーケティング活動を支援するホットプロファイルを例に挙げ、実現イメージを解説していった。

関連業界

関連キーワード