企業・団体向け「セルフケア」健康見守りサービス「Virgo」の事業化 ― 世界初 OPD生体センサー搭載のスマートリングで従業員・利用者の健康改善をサポート ―

2024/02/06  株式会社 ジャパンディスプレイ 

2024 年 2 月 6 日

株式会社ジャパンディスプレイ

企業・団体向け「セルフケア」健康見守りサービス「Virgo」の事業化 ― 世界初 OPD生体センサー搭載のスマートリングで従業員・利用者の健康改善をサポート ―

当社は、スマートリング向けの生体センサー及び同センサーを搭載したスマートリングを開発しており、この度新たに企業・団体向けの健康見守りサービスを開始することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

世界で初めてフレキシブル基板上に形成した有機光検出器(OPD、Organic Photo Detector)(以下「OPD センサー」といいます。)を搭載したスマートリング※1とスマートフォンアプリ、クラウドとの連携により、心拍数、血中酸素ウェルネス、睡眠時間、歩数、消費カロリーなどの日常生活における健康管理に必要なライフログを自動的に取得することが可能です。併せて、OPD センサーを採用したことでスマートリングとして身に着ける際に重要となる装着感を向上させています。さらに、「セルフケア」健康見守りサービス Virgo では、スマートリング、スマートフォンアプリ、クラウドの連携によって日々の健康状態を把握できるだけでなく、保健師等の有資格者によるアドバイスや健康に関する情報を提供することにより、利用者の健康意識の向上や行動変容のサポートを行います。 なお、Virgo の導入を希望される企業・団体向けに、2024 年 2 月よりトライアル提供を開始いたします。

1. 背景
近年、少子高齢化や人口減少により、労働人口の減少や年金、医療費などの社会保障費の増大が社
会課題となっています。日本では高齢者の人口が 2040 年にピークを迎える※2ことから、これらの社会課題は「2040 年問題」と呼ばれ、喫緊の対策が求められています。こうした中、人々の日常生活での心身の状態を可視化し、未病段階での健康改善に向けた行動変容を促すことは、課題解決への重要なアプローチであると考えられます。

当社は、技術による社会課題解決に取り組む過程で、世界で初めてフレキシブル基板上に形成したOPD センサーを搭載したスマートリングを開発いたしました。さらに、スマートリングを利用した健康見守りサービスとして、日常生活における健康管理に必要なライフログの自動的取得と保健師等の有資格者によるアドバイスを組み合わせ、健康意識の向上や行動変容のサポートを行う Virgo の事業化を決定いたしました。5 年後 100 万人のアクティブユーザー獲得を目標に、未病段階での健康改善行動が広まることを目指します。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.j-display.com/ir/news/pdf/2024020601_00.pdf

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