~印刷工程の各種廃棄物を実質ゼロにする「ゼロエミッション印刷」他の2050年達成を目指す~
西川コミュニケーションズ株式会社(以下、「当社」という。本社:名古屋市東区 代表取締役社長:西川栄一)と株式会社テクノ中部(以下「TCC」という。本社:名古屋市港区 代表取締役社長 社長執行役員:伊出 俊一郎)は、2022年5月19日に「SDGsパートナーシップ協定書」、および「SDGsプロジェクトの実施に関わる基本協定書」を締結し、当社の「ゼロエミッション印刷」の実現、および「安心・安全な工場づくり」に向けて、相互支援の取り組みを開始いたします。
<当社の「ゼロエミッション印刷」の実現、および「安心・安全な工場づくり」について>
「ゼロエミッション印刷」とは、当社で製造する印刷物の生産工程で発生する各種廃棄物を実質ゼロにすることを指します。具体的には、カーボンニュートラルの対策としてSBT認定※を取得し(近日、取得予定)、今後は2035年達成を目標に、申請目標(well-below 2℃/基準年・2018年から排出量30%の削減)を大きく上回るCO2の実質ゼロ化を目指します。また、2050年達成を目標に、印刷工程で排出される水・紙などの各種廃棄物のゼロエミッション化に取り組みます。
「安心・安全な工場づくり」とは、工場内および周辺環境に及ぼすリスクを低減した安全な環境を作ること、従業員だけでなく周辺住民の方々が安心できるような工場づくりを行うことを指します。
※SBT(Science-Based Target)認定について
「パリ協定が求める水準」と整合した、5年~15年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のことで、CDP、国連グローバルコンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による国際的な認定制度です。
<当協定におけるTCCの役割>
中部電力グループであるTCCの環境コンサルティングや、屋内・大気環境測定、水質測定などの環境技術をはじめ、火力発電事業において培った省エネルギー技術等を当社へ提供いただきます。
<当プロジェクトに関連するゴール>
本件において関連するSDGsのゴールは次のとおり
3:すべての人に健康と福祉を
(従業員および周辺に居住される方の健康へ配慮した工場等の実現)
8:働きがいも経済成長も
(ゼロエミッション工場づくりを通じた誇りと働きがいの醸成)
11:住み続けられる街づくりを
(周辺環境の保全および地域との共存)
12:つくる責任つかう責任
(製品への責任および工場等で使用する薬剤、原材料等の責任ある使用)
13:気候変動に具体的な対策を
(カーボンニュートラルの達成)
14:海の豊かさを守ろう
(排水等の適切な処理による汚染の防止)
15:陸の豊かさも守ろう
(廃棄物のゼロエミッション化ならびに周辺の生物多様性保全)
<西川コミュニケーションズ株式会社>
住所:愛知県名古屋市東区東桜2-11-16 西川ビル
代表取締役社長:西川 栄一
https://www.nishikawa.jp/
<株式会社テクノ中部>
住所:名古屋市港区大江町3-12
代表取締役社長 社長執行役員:伊出 俊一郎
https://www.techno-chubu.co.jp/