SWANSの『運行業務者用防護めがね SWTD-0153』「つくばエクスプレス(TX)」で5月より採用決定

2024/04/24  山本光学 株式会社 

産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等を製造販売する山本光学株式会社(本社:大阪府東大阪市長堂3-25-8 代表取締役社長:山本直之)は、 鉄道運転士の視認性向上及び疲労・ストレス軽減を目的とした『運行業務者用防護めがね』が、首都圏新都市鉄道株式会社(※以下、 「つくばエクスプレス(TX)」) にて、2024年5月1日(水)より採用が決定しました。


SWTD-0153  運行業務者用防護めがね(サングラス)

高架区間を通過する『つくばエクスプレス』車両

山本光学株式会社では、運転士の視認性向上及び疲労・ストレス軽減を目的としたSWANS『運行業務者用防護めがね 』を開発し、2023年12月に製品発表を行いました。以来、全国の複数の鉄道会社から製品へのお問合せや実証実験のご依頼がありました。

一方、最高130km/hの高速度で運行業務を行う「つくばエクスプレス(TX)」では、2023年4月より乗務員用保護メガネ(サングラス)を導入しています。運行業務中は前方視界や計器類への高い集中力が必要とされるため、乗務員用保護めがねの更なる着用率・普及拡大を目指し、乗務員用保護めがねについて更なる情報収集を進めていました。

今回、 「つくばエクスプレス(TX)」 が、5月より新たなSWANSの『運行業務者用防護めがね 』の採用を決定したポイントは、大きく3つあります。

1.:全乗務員約150 名の運転士用防護めがねの普及向上・着用拡大を推進するため、計器類の視認性向上やガラスの映り込み軽減など、運行業務に適した光学性能を有すること。
2.:地下区間や天候の変化など、暗順応・明順応どちらにも対応できるレンズやフレーム機能を有すること。
3.:日々の業務使用にも耐える安全性と、着用時にストレスを感じない軽さや快適性を両立していること。

これらのポイントに対し、レンズの優れた視認性や安全性、フレームの快適で軽いかけ心地、レンズ跳ね上げ機構などの機能性等を総合的に評価いただき、採用へと至りました。 

山本光学は、長年にわたって蓄積された技術力と製品開発力で常に新しいマーケットニーズに応え、光をコントロールするコア技術をベースに、産業安全や個人用保護具、スポーツからレジャーまでライフスタイル全般を支えるアイウェア製品を世界に送り出してきました。山本光学は、これからも『Comfortable Safety(快適な安全)』を事業コンセプトに、働く人々やスポーツを愛するすべての人の安全な視界を護り、ココロオドルケシキを届ける製品開発を続けてまいります。
『運行業務者用防護めがね』導入事例:https://swans.co.jp/feature/detail/77/



製品特長


■眩しさや映り込みを軽減し、前方視認性を高める『明るめの偏光』レンズ
上:SWTD-0153 下:SWTDC-0153 コンパクト
可視光線透過率約40%・偏光度90%の偏光レンズは、耐衝撃性に優れ、傷つきにくく、軽量なポリカーボネート製。内側マルチコートで眩しさや映り込みを軽減しつつ、日本人に適した明るめのライトスモークレンズ。建物や跨線橋などの日陰に入った際でも暗く感じにくい。






■運行業務に必要な情報の視認性をサポート
※写真はイメージです
JIS T7333『屈折補正用眼鏡レンズの透過率の仕様及び試験方法』に基づいた光学試験をクリア。
信号機で使用される赤・黄・緑・青の4色に対して必要な視認性を確保しています。










■暗転時には即座に裸眼で前方視認ができるレンズ跳ね上げ「フリップアップ」機能
フリップアップ機能
トンネル(隧道)突入時や地下通過の際は、手でレンズを跳ね上げれば即座に裸眼の状態となり、明るい視界を確保。フリップアップ機能が、トンネル(隧道)や地上線の出入りなど、明順応や暗順応への素早い適応をサポートします。

製品仕様




共通仕様


企業情報


■名称
山本光学株式会社(ヤマモトコウガクカブシキガイシャ)/YAMAMOTO KOGAKU CO.,LTD.

山本光学公式サイト :https://yamamoto-kogaku.co.jp/
SWANS公式サイト:https://swans.co.jp/
YAMAMOTO公式サイト:https://yk-yamamotokogaku.co.jp/
■所在地
本社 〒577-0056大阪府東大阪市長堂3丁目25-8 TEL. 06-6783-0232(代表)
東京支店 〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル8階 TEL.03-3868-5501(代表)
■代表者
代表取締役社長 山本 直之
■創業
明治44年(1911年)
■事業内容
産業安全用保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等の製造販売
■工場
大阪、兵庫(淡路島)、徳島

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