日経BP 総合研究所、「電動モビリティー徹底分解」を発刊

2024/01/19  日経BP社 

日経BP 総合研究所、「電動モビリティー徹底分解」を発刊

ハーレー/Super Soco/BMW/Segway-Ninebotを分析

2024年01月19日

日経BP(本社:東京都港区、社長:吉田直人)は、1月19日、世界的に市場が拡大している電動モビリティーの注目機種を分解・分析した調査レポート「電動モビリティー徹底分解」を発刊しました。

具体的には、ハーレーダビッドソンの電動バイク「LiveWire ONE」と、電動バイク市場で先行する中国で製造されているSuper Socoの普及価格帯電動バイク「TC WANDERER」を分析・調査するとともに、スクータータイプとしてBMWの電動スクーター「CE04」の主要部品を特別編として収録しています。このほか、次世代モビリティーとして市場が拡大している電動キックボードに注目し、Segway-Ninebotの「D-air」についても徹底分析しました。

各製品のパワートレーン、車体、電装品、ECU、外装(BMWは一部のみ)などに関して、構造や搭載位置をはじめ、素材、サプライヤーなどのデータを可能な限り掲載し、550点以上の画像を交えて解説しています。

■本調査レポートの見所

「電動モビリティー徹底分解」では、電動バイクの高級車種(「LiveWire ONE」「BMW CE04」)と普及車種(「TC WANDERER」)、さらに次世代モビリティーの電動キックボードを調査することで、技術開発の方向性を探りました。高級車種ではEVと同様に水冷式のインバーターと永久磁石式同期モーター、減速機を組み合わせています。水冷式の車載充電器(OBC)を内蔵し、電池パックは空冷式を採用しています。さらに、12V系電装品の電源用に鉛蓄電池ではなく、リチウムイオン2次電池の採用が始まっています。

一方、電動バイクの普及が進んでいる中国製の普及車種や電動キックボードのような小型モビリティーでは、空冷式のインバーターに減速機を持たないインホイールモーターが主流です。車載充電器は内蔵せずにACアダプターを用いることで、大幅なコストダウンを図っています。

本調査レポートでは、下記の4車種のモビリティーを分解調査しています。

1:ハーレーダビッドソンのフラッグシップ電動バイク

内燃機関のエンジンを超えるために開発した同社最初の電動バイク「LiveWire ONE」。縦置きのモーターユニットが特徴。このフラッグシップモデルを構造から、素材、サプライヤーまで詳細解説。

2:量販価格帯の中国製電動バイク

年間3万5000台の電動バイク生産しているパイオニア、中国Super Socoの電動バイク「TC WANDERER」。脱着式のリチウムイオン電池パックを搭載。量販価格帯の電動バイクの実力を究明。

3:BMWがEV技術を注ぎ込んだ電動スクーター「CE04」

「CE04」はスクータータイプの電動バイクで、座席下にモーターを配置し、ベルトで後輪を駆動。駆動用の電池は足元下に搭載され、容量8.9kWhのリチウムイオン2次電池を搭載。BMWが四輪EVで培った技術で自社開発した電動ユニットの詳細を分析。

4:次世代モビリティーの代名詞、電動キックボードSegway-Ninebot「D-air」

パーソナルモビリティーとして、電動キックボードの利用が世界的に増加。Segway-Ninebot「D-air」は、全世界に800万以上のユーザーを持つSegway-Ninebotの電動キックボード。その構造や設計思想を徹底分析。

【本リリースに関するお問い合わせ】

本レポートの商品購入に関するお問い合わせは、お問い合わせフォーム(https://fm.nikkeibp.co.jp/B-2314-01-contact.html)からお願いいたします。取材のお申し込みは、日経BPのコーポレートサイトお問い合わせページ(https://www.nikkeibp.co.jp/faq/)からお願いいたします。

関連業界