平田消防署による風車からの救助訓練協力

2024/05/24  株式会社 ユーラスエナジーホールディングス 

平田消防署による風車からの救助訓練協力

  • 島根県

2024.05.24

ユーラス新出雲ウインドファーム

ユーラス新出雲ウインドファームにて、2024年5月23日、24日の2日間、平田消防署と出雲消防署高度救助隊によるナセルからの救助訓練を行い、2日間で延べ約30名の署員の方が訓練に参加されました。

本訓練は、風車特有の環境である高所かつ狭小な場所からの被災者救助の訓練を実施したいとの平田消防署からの申し入れを頂き、島根事業所との間で調整し実現したものです。

始めに、名原所長によるタラップ昇降時の墜落防止用ロリップの装着説明と、昇降装置(エレベータ)操作方法説明が行われ、その後、ナセル内で熱中症が発生したことを想定し、以下の2通りの方法で行われました。

1.被災者が歩行可を想定:昇降装置を用いた救助訓練
2.被災者が歩行困難を想定:スケッドストレチャーでの垂直吊りによる救助訓練

2日間の訓練終了後、平田消防署の高橋署長より、「救助は、”安全・確実・迅速”が重要。これには事前の訓練が必要に重要であり、今回、風車内の救助環境、昇降設備の様子などを理解することができ有意義であった」との総評を頂きました。なお、同ウインドファームでは過去にも消防による訓練を実施しており、今後も消防署と島根事業所が協力して訓練を行っていくことを確認し、無事終了しました。

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