未来を協創する、人を育てるスタートアップSTUDIO。KSP DEEPTECH STUDIO
株式会社ケイエスピー(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:窪田規一、以下KSP)は、副業をしながらスタートアップの起業プロセスを経験できる実践型人材育成事業を始めます。KSPは国内の先端技術のインキュベーション企業として800社以上の起業を支援し、経営人材育成のためのビジネススクールを32年にわたり開催するなど、イノベーションの担い手となる革新人材を継続的に育成してきました。
▼このような方におススメです!
・CEOとして起業、取締役としてスタートアップへの経営参画を目指す方
・現職を続けながら副業としてスタートアップ支援をしたい方
・自社の新事業担当者を育成したい方、自社の技術シーズを外部人材の力を借りて事業化したい方
・アカデミアとして研究成果の社会実装やスタートアップ起業を目指す方
・研究者がCEOを兼務しているが、経営者を探しているスタートアップ企業の方
▼KSPがこの事業を行う理由
・大学発スタートアップ経営人材の不足
今後の日本経済成長の牽引役としてスタートアップ企業(特に大学の研究成果を活用したディープテックスタートアップ)に大きな期待が寄せられています。
しかし、大学発スタートアップの創業期は事業の不確実性が高く、即戦力の経営人材は絶対数が少ないため、高額の報酬を支払ったとしても採用することが難しい現実があります。
・大企業における新事業経験者の不足
一方、日本の優秀な人材は大企業に偏在していると言われていますが、失われた30年において集中と選択を繰り返した結果、大企業でさえも新事業を経験した経営者や管理者が枯渇しているという状況に陥っています。
大企業の新事業担当は社内で新事業を起案しても、既存事業の基準でしか評価できないため、社内でいかに合意を得るかに多くのエネルギーを割かざるを得ず、スピード感のある事業の立ち上げに苦心しています。
本事業では、スタートアップにとってはビジネス経験豊富な、経営人材候補者を起業前から巻き込むことが可能となり、大企業人材にとっては、会社から離れて副業という立場で本事業に参加することで、既存事業や組織の制約から開放され、最適なチームでスピード感のある事業立ち上げを経験することが可能になります。
・地方大学と大都市のリソースを組み合せ
近年、大学には「研究と教育」だけでなく、新産業の創出の担い手としての役割が期待されています。多くの大学発スタートアップが、一部の有名大学に集中しており、資金、人材へのアクセスは、地方の国立大学と都市部では桁外れの格差が生まれています。
本事業は、地方大学のキラリと光る研究者を発掘し、大都市圏の経営人材候補、投資家とを引き合わせ、KSPが伴走支援をしながら大学発スタートアップ起業に繋げていきます。
中長期的には、より多くの方にスタートアップの起業準備を体験してもらうことで、将来的な起業またはスタートアップに経営者として参画する人が増えていくことを目指しています。
なお、本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「大学発スタートアップにおける経営人材確保支援事業(MPM)」によるサポートを受けて実施するものです。
本取り組みにご興味ある方は下記のサイトよりお問合せください。
https://kspdeep.tech/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ケイエスピー
〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西304
担当:スタジオ事業担当者
TEL.044-819-2001
Email:mpm[@]ksp.or.jp
https://www.ksp.co.jp/ (株式会社ケイエスピー)
https://www.ksp.or.jp/ (かながわサイエンスパーク)