取締役退任に伴う役員人事について

2024/09/09  フリー 株式会社 

2024年9月9日
フリー株式会社

取締役退任に伴う役員人事について

フリー株式会社取締役CPO(ChiefProductOfficer)の東後澄人は、2024年9月27日開催予定の第12期定時株主総会終結の時をもって任期満了により取締役を退任し、CPOの職を退きます。これに伴い、2024年10月1日付で下記の通り木村康宏が新たにCPOに就任いたします。



1.新CPOの役職

氏 名
旧役職
新役職

木村康宏
常務執行役員CPO(ChiefProductOfficer)
常務執行役員社会インフラ企画部長

(注) 社会インフラ企画部長としてプロダクト企画と政府渉外を担当

2.新CPO木村康宏の略歴

フリー株式会社常務執行役員社会インフラ企画部長、一般社団法人Fintech協会代表理事副会長。東京大学法学部を卒業後、株式会社野村総合研究所にて主に情報通信業界の企業向けのコンサルティングや経産省・総務省などの官庁の政策調査に従事。スモールビジネスのテクノロジー活用に問題意識を持ち、2015年にフリー株式会社に参画。経営企画として全社戦略の策定と推進を担う。

2022年からは、CPOに就任した東後とともに統合型ERPの進化に向けたプロダクト戦略の推進に尽力し、freeeのプロダクトマネジメントをリード。

3.退任及び就任の理由

2022年10月のCPO就任以降、東後はプロダクト戦略の策定及び実行に取り組むとともに、組織としてのプロダクトマネジメント体制の強化と後進の育成に注力してまいりました。その成果として経営人材育成が進展して一定の目処がつき、新たな事業環境下において後進に経営を委ねることで当社の成長が加速するという本人の意向があり、退任に至りました。

木村はIPO前から現在に至るまで幅広い視点で当社の成長に関わってまいりました。今後の当社の更なる成長に向け、ビジネス、プロダクト双方に関する深い知見を有し、東後とともにプロダクトマネジメントをリードしてきた木村がCPOとして適任と判断いたしました。

なお、東後は退任後もアドバイザーとしてfreeeへのサポートを継続いたします。

東後澄人のコメント

CPOとして多くのプロダクトリリースに携わるとともに、プロダクトマネージャーやデザイナーの数を拡大しながら組織を強化することができ、とても良い2年だったと振り返っています。この2年の特に大きな変化は、次期CPOである木村を中心とする次世代のプロダクトリーダーの成長です。彼らが持つプロダクトや事業に対するビジョンや熱量に日々触れる中で、彼らにより大きな責任を担ってもらいたいと考えるようになりました。彼らがfreeeのプロダクトの次の10年を担うことで、これまでの10年を超えるような大きなプロダクトの進化と事業成長が実現できると確信しております。

代表取締役CEO佐々木大輔のコメント

東後氏は、経営の中核として創業期から当社の成長を牽引し、大きな貢献をしてきました。また、同氏は今後の当社の成長も見据え、次世代リーダーの育成にも力を入れてきました。結果として、次世代リーダーの育成が順調に進み、同氏の退任後においても、新しいフェーズにおける成長を担う経営チームを組成することができました。同氏の退任は個人的に寂しいことではありますが、同氏の未来へもつながるこれまでの貢献に大きく感謝いたします。

以上

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