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最終更新時刻:17時31分

衛星画像とAIを活用して不法投棄の早期発見を目指す- 茨城県と共同で目視に頼らない監視の可能性の実証に着手 -

2024/01/26  株式会社 パスコ 

2024 年 1 月 26 日

株式会社パスコ

衛星画像と AI を活用して不法投棄の早期発見を目指す
- 茨城県と共同で目視に頼らない監視の可能性の実証に着手 -

株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、以下:パスコ)は、茨城県と共同で、衛星画像とAI 技術を活用した産業廃棄物の不法投棄などの早期発見を目指した実証に取り組んでいます。本実証では、光学衛星画像をAI 技術で解析し、不法投棄などの可能性がある箇所を抽出することで、巡回などの目視のみに頼らない監視の可能性を検証し、監視・指導体制の強化を目指します。

なお、本実証は今年度、内閣府委託事業「令和5 年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」として採択され実施するものです。

■背景
茨城県内における産業廃棄物の不法投棄は、不法投棄機動調査員や監視カメラの設置などのパトロール強化により減少傾向にあります。しかしながら、大型ダンプ1-2 台程度の産業廃棄物を道路わきに捨てるという事案が発生するなど、人力での監視には限界があるという課題があります。

こうした課題を解決するため、本実証を実施することとなりました。

■実証の概要
実証では、新旧2 時期の光学衛星画像を比較し、様々なケースの不法投棄の自動抽出に向け、AI モデルに対して追加学習を行います。さらに、AI の抽出結果と実際の不法投棄の情報を比較することで、抽出精度の評価を行い、実業務への適用を目指します。

実証期間は2024 年 3 月頃までを予定しています。

なお、不法投棄などの監視目的で衛星画像を解析した結果は、複数の部局(森林、砂防、盛土など)で共有できるよう整備することで、庁内横断的に有効活用されることが期待されます。

(参考)茨城県の報道発表:
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/hodo/hodo/pressrelease/hodohappyoushiryou/2203/documents/240126haikibutukiseika.pdf

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パスコ
https://www.pasco.co.jp/
(報道機関)
広報部
press@pasco.co.jp

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