兵庫県姫路市「手柄山スポーツ施設整備運営事業」の事業者に正式決定

2021/12/21  三菱HCキャピタル 株式会社 


2021 年 12 月 21 日
三菱HCキャピタル株式会社

兵庫県姫路市「手柄山スポーツ施設整備運営事業」の事業者に正式決定
市のスポーツ拠点を整備し、新駅直結の公園内に体育館やプールを建設


三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:柳井 隆博/以下、当社)は、 兵庫県姫路市がPFI(Private Finance Initiative)事業(BTO 方式)にて行う「手柄山スポーツ 施設整備運営事業」(以下、本事業)の総合評価一般競争入札に、コンソーシアム(以下、当コン ソーシアム)の代表企業として参画、2021 年 10 月 8 日、約 302 億円(税抜き)で落札しました。

そして、このたび、当コンソーシアムが設立した特別目的会社(SPC)「ひめじ手柄山 PFI 株式 会社」においては、2021 年 12 月 21 日付にて、姫路市と事業契約を締結しました。本事業は、 当社が代表企業として取り組んだPFI 事業において、過去最大の事業規模となります*。今後、当コンソーシアムは、2026 年 9 月までに当該施設の設計、建設、開業準備を行い、2026 年 10 月から 2041 年 3 月までの約 14 年間、施設の運営、維持管理を担います。

今回、整備事業の対象となる手柄山中央公園は、姫路市の中心部に位置する、同市を代表する総合公園です。姫路市では、従来から公園内のスポーツ施設や文化センターなどをさまざまな行政の拠点として活用してきました。そして、今般、姫路市においては、公園の老朽化、ならびに2026 年春に開業予定である、公園に直結する新駅の整備構想を踏まえ、あらたに 園内施設の新設や改修などの中長期的な整備を決定したものです。今回、当コンソーシアムが取り組む体育館やプールなどの建設、整備、運営は、その一環となります。

このたびの審査では、当社の知見を生かした資金収支計画、周囲の自然環境に考慮した施設配置、多様な利用者における使いやすさを追求したデザインなどが高く評価されました。今後、当コンソーシアムでは、大規模なスポーツ大会の開催を可能とする体育館や武道場、競技用プールに加え、レジャー用の屋外プール、アウトドアエリアなども設置予定であり、手柄山中央公園を県下有数のスポーツ拠点とするとともに、市民をはじめとする多くの利用者が気軽にスポーツを楽しめる環境の整備を図ります。

当社は、代表企業としてPFI 事業に取り組んだ経験や、コンソーシアムを構成する企業との 強固なパートナーシップを生かし、姫路市のニーズを満たすスポーツ施設を提案したものです。今後、当社は、当コンソーシアムの代表企業として、本事業全体の統括マネジメントやファイナンシャル・アドバイザリー業務、SPC 事務管理業務を手掛けます。

当社は、その注力領域として、「社会資本/ライフ」を掲げており、不動産ファイナンス、事業運営、社会インフラ投資を通じた豊かな暮らしの実現に向けた、あらたな価値の創出、提供を図ります。今後とも、当社は、その強みのひとつである官公庁チャネルやパートナー企業との連携、さらには、PPP および PFI のノウハウを生かし、官公庁が保有するスポーツ施設をはじめとした 文化・文教施設などのさらなる付加価値向上に貢献していきます。

*2021 年 3 月 31 日時点で、旧三菱 UFJ リース株式会社にて 17 件、旧日立キャピタル株式会社にて 3 件の PFI 事業を代表企業として落札。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2021122101.pdf

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