AIカスハラ対策/AI・アバター接客,面接,診察/…AIが人と繋がる時代だからこそ、倫理審査が重要!

2024/11/01  一般財団法人 VR研究倫理学会推進財団 

AI・アバター対人サービスの倫理審査の受付を開始! VR/AI倫理審査で、責任あるイノベーションを促進!


イメージ:materials素材

 VR研究倫理審査委員会は、VR/AI技術を利用した研究開発における倫理性や科学的合理性を審査する第三者機関です。
 AI技術の急速な発展に伴い、AIやアバターを活用した対人サービスは、様々な分野で利用が拡大しています。
 VR研究倫理審査委員会は、AI・アバター対人サービスの研究開発における倫理的な問題点を多角的に検討し、人間中心の社会の実現に貢献するため、AI・アバター対人サービス研究の倫理審査の受付を開始いたしました。

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審査対象例
〇AI面接 (人事採用におけるAI面接ツール)
 倫理的課題:偏見や差別の排除、透明性
〇AI接客 (小売店、金融機関におけるAIチャットボット)
 倫理的課題:プライバシー保護、顧客の自律性の尊重、不当な誘導の防止
〇AI診察 (医療診断支援AI)
 倫理的課題:診断の正確性、責任の所在
〇AI学習 (個別最適化された学習支援AI)
 倫理的課題:教育の公平性、プライバシー保護
〇AIによる申請受付 (行政機関におけるAIシステム)
 倫理的課題:公平性、透明性、説明責任
〇VR・メタバース空間におけるアバターによるAIカウンセリング
 倫理的課題:依存症リスク、アバターの倫理的な設計
〇AIによるカスハラ対策
 倫理的課題:従業員のプライバシー保護、顧客のプライバシー保護、誤検知による不利益
       AIによる過度な介入、問題発生時の責任

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審査の特徴
〇多様な専門性
 倫理学、法学、社会学、心理学、情報科学など、様々な分野の専門家が審査に参加し、多角的な視点から倫理的課題を検討します。
〇最新技術への対応
 最新のAI技術動向を常に把握し、倫理ガイドラインや審査基準をアップデートすることで、最先端のAI対人サービス研究にも対応します。
〇個別対応
 個々の研究の特性やリスクを考慮し、柔軟かつ丁寧な審査を行います。
〇社会との連携
 社会的なニーズや倫理観を反映した審査を行い、AI技術の社会実装を促進します。

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審査基準
〇人間の尊厳の尊重
 AIによる対人サービスが、人間の尊厳を侵害するものであってはならない。
〇プライバシーの保護
 個人情報やプライバシーを適切に保護する対策が講じられている必要がある。
〇公平性と透明性
 AIによる対人サービスが、差別や偏見を生み出すものであってはならない。
 また、AIの動作原理や判断基準が明確である必要がある。
〇安全性
 AIによる対人サービスの利用が、利用者や第三者に危害を加えるものであってはならない。
〇説明責任
 AIによる判断や行動について、説明責任を果たせる体制が整っている必要がある。
〇社会への影響
 AIによる対人サービスが、社会に与える影響について十分に検討されている必要がある。

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審査方法
〇書類審査
 研究計画書、倫理チェックリストなどを提出いただき、委員会が審査を行います。
〇ヒアリング
 必要に応じて、研究者に対してヒアリングを行い、研究内容や倫理的配慮について確認します。
〇AIシステムの検証
 必要に応じて、AIシステムの動作検証を行い、倫理的な問題点がないか確認します。
〇意見交換
 倫理審査委員会内で意見交換を行い、倫理的な観点から問題点がないか検討します。
〇審査結果の通知
 審査結果を研究者に通知し、必要があれば修正を依頼します。


GoogleGeminiによる画像生成例

VR/AI技術の倫理ガイドライン
 VR研究倫理審査委員会では、WHO(世界保健機関)が定めた「健康のためのAIの倫理とガバナンス」ガイドラインを参考に、倫理審査を行います。
〇WHOのAI倫理原則
 ・人間の自律性の保護
 ・人間の福祉、安全性、公的利益の促進
 ・透明性、説明可能性、理解可能性の確保
 ・責任とアカウンタビリティの促進
 ・包括性と公平性の確保
 ・応答性と持続可能性の促進
〇AI倫理審査の重要性を示す事例
 ・顔写真から自閉症を判別するアプリの是非
 ・米国におけるAI倫理への取り組み:AI動画面接規制法(AIVIA)
 ・AIによるカスハラ対策:倫理的な課題と可能性

VR研究倫理審査委員会は、責任あるVR/AI技術の研究開発を支援します。
あなたの研究を、倫理の力で成功に導きましょう。
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【VR研究倫理審査委員会】
 VR研究倫理学会(会長:瀬戸山晃一、京都府立医科大学)VR研究倫理審査委員会
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VR研究倫理審査委員会 委員一覧(2024年11月時)
1.委員長
 瀬戸山 晃一
  京都府立医科大学 大学院医学研究科 医学生命倫理学 主任教授
  京都府立医科大学 医学部医学科 人文・社会科学教室 教授
  一般財団法人VR研究倫理学会推進財団理事
  VR研究倫理学会会長
2.副委員長
 松山 琴音
  日本医科大学 研究統括センター副センター長
  日本医科大学 医療管理学特任教授
  VR研究倫理学会理事
3.委員
 永井 由佳里
  北陸先端科学技術大学院大学 理事・副学長
  VR研究倫理学会理事
 吉原 慎一
  弁護士・公認会計士・税理士(東京南青山法律会計事務所)
  一般財団法人VR研究倫理学会推進財団顧問弁護士
  一般社団法人学術推進専門家協会理事
 川勝 和哉
  兵庫県立姫路東高等学校 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)推進部長・高校主幹教諭
  VR研究倫理学会VR倫理委員会法務倫理研究会委員
 西山 晴基
  弁護士・知的財産技能管理士
  機構財団協会委員会統括代表理事室長
3.外部委員
 廣瀬 通孝
  東京大学 名誉教授
  東京大学 先端科学技術研究センターサービスVRプロジェクトリーダー
  日本バーチャルリアリティー学会元会長
  一般社団法人子ども・学生VR自由研究組織委員会理事
 竹村 治雄
  大阪大学 スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 特任教授
      (兼任)サイバーメディアセンター (名誉教授)
  日本バーチャルリアリティ学会前会長
  一般社団法人子ども・学生VR自由研究組織委員会理事
 津本 周作
  島根大学医学部 教授
  人工知能学会前会長
 栗原 聡
  慶應義塾大学理工学部 教授
  人工知能学会会長
 村岡 潔
  京都府立医科大学 客員教授・医師
 石田 京子
  早稲田大学法務研究科 教授
 澤田 雄介
  弁護士(法律事務所ZeLo・外国法共同事業)
 中尾 美智子
  公認会計士・税理士(佐藤税理士法人・中尾美智子公認会計士事務所)
  一般社団法人学術推進専門家協会監事
  一般社団法人子ども・学生VR自由研究大会組織委員会監事
  一般社団法人VR革新機構 ボランティア撮影審査委員


【法人概要】
 名称  : 一般財団法人VR研究倫理学会推進財団
 所在地 : 東京都千代田区二番町9-3 THE BASE麹町
 代表者 : 代表理事 横松 繁
 設立  : 2022年11月1日
 URL  : https://svre.jp
 事業内容: VRの科学技術の発展を目的として、技術や倫理に関する学術研究と
       産業への応用実践の事業を行い、わが国の科学技術
       並びに産業に寄与すること。
      (1) 研究コンソーシアム事業
      (2) 学会事業
      (3) アカデミー事業
      (4) 知的財産権の取得支援、知財データベースの構築事業
      (5) 研究開発や人材育成を目的とした
        クラウドファンディング活用促進事業
      (6) ビジネス化促進事業
■VRIOアライアンス
 ・一般社団法人VR革新機構
 ・一般社団法人学術推進専門家協会
 ・一般社団法人子ども・学生VR自由研究大会組織委員会 

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