ハイレックスメディカルとのディスポーザブル極細内視鏡に関するライセンス契約の合意のお知らせ

2024/05/20  株式会社 レナサイエンス 

2024 年5月 20 日

株式会社レナサイエンス

ハイレックスメディカルとのディスポーザブル極細内視鏡に関する
ライセンス契約の合意のお知らせ

当社は、米国 Baxter Helthcare Corporation(以下バクスター社)とディスポーザブル極細内視鏡(以下本医療機器)に関するライセンス契約を締結しておりましたが、バクスター社とのライセンス契約を解約し、新たに株式会社ハイレックスメディカル(以下ハイレックス社)とのライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。

1.本ライセンス契約の経緯

当社の開発した、腹膜透析における非侵襲的腹膜観察を可能とする本医療機器について、2020 年 5 月にバクスター社と共同開発及び事業化に関するライセンス契約を締結し、また 2022 年 12 月には厚生労働省から、本医療機器の本体であるファイバースコープが薬事承認されバクスター社が販売する計画でした。しかし、この度バクスター社が本医療機器の事業から撤退することを決定しライセンス契約を解約しました。

ハイレックス社及びその親会社である株式会社ハイレックスコーポレーションとは、2022 年9月に本医療機器の付属品であるガイドカテーテル作成を含めた医療機器開発に関する共同研究契約を締結し、これまでも事業パートナーとして当社と密接に連携しておりましたが、ハイレックス社が本医療機器の事業化に興味を示し、本日ライセンス契約を締結しました。今後はハイレックス社がバクスター社に代わり本医療機器の事業化を行い、速やかに承認申請を目指します。なお、当社とハイレックス社は、腹膜透析だけではなくその他の医療用途においても本医療機器を事業化し、共同でその価値を最大化する予定です。

2.業績への影響

今後、ハイレックス社から開発段階に応じて契約金収入、及び商業化の後にはロイヤリティ収入を受領する見込みです。その場合は、契約金収入の金額は当期収益予想の約 20%となります。

3.ライセンスの相手先の概要

(1) 名称
株式会社ハイレックスメディカル
(2) 所在地
東京都墨田区江東橋 4-24-3 Crobis 錦糸町 6 階
(3) 代表者の役職・氏名
代表取締役 寺浦 太郎
(4) 事業内容
医療機器の輸入販売業務
医療機器の修理・保守点検業務
医療に関わる支援業務(情報の調査・提供・経営・物流・施設設立等)
医療機器開発支援業務(シーズ発掘とニーズの提供)
(5) 資本金
1 億円
(6) 設立年月日
2021 年 8 月 30 日
(7) 大株主及び持株比率 (2023 年 9 月末現在)
株式会社ハイレックスコーポレーション 100%
(8) 上場会社と当該会社 と の 間 の 関 係
資 本 関 係 なし
人 的 関 係 なし
取 引 関 係
2022 年 9 月1日付人工知能(AI)を含む医療機器の開発に関する共同研究契約の締結
関連当事者への 該 当 状 況
なし

以上

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