2023.11.04
セルビア 国立ノヴィ・サド大学とサステナブル原材料の共同研究を開始
TOYO TIRE株式会社(本社:兵庫県伊丹市、社長:清水隆史)の欧州統括会社 Toyo Tire Holdings of Europe GmbH (社長:栗林健太、以下TTHE)は、ノヴィ・サド大学(所在地:セルビア共和国ノヴィ・サド市、学長:Dejan Madic)とサステナブル原材料※の研究開発を目的とした産学連携に関する協定を締結し、昨日、2023年11月3日、同大学において調印式を実施しましたのでお知らせいたします。
※リニューアブル原材料(籾殻灰シリカなど)とリサイクル原材料(再生カーボンブラックなど)
(左:調印式での当社執行役員 TTHE社長 栗林とノヴィ・サド大学 学長 Dejan Madic氏)
(右:調印式で署名する当社栗林と同大学 学部長 Biljana Pajin氏)
セルビア共和国の北部に位置するノヴィ・サド市は、首都ベオグラードに次ぐ第二の都市です。ノヴィ・サド大学は、1960年の設立以来、同国の中心的な教育機関として拡張が図られ、現在では14の学部と約5万人の学生、約5千人の教職員を擁する中央ヨーロッパでも最大級の総合大学となっています。
当社は、同国に生産拠点*を持つ企業として、国内の教育施策へ寄与することを期待し、産学連携のプロジェクトを通じて両国での技術振興を図ってまいります。
(*下段に概要記載)
今回の共同研究グループが所属する工学部は、特にゴム技術の分野で国際的に高い評価を受けています。当社ではサステナブル原材料の比率を2030年に40%、2050年に100%を目標に掲げており、農学部が発祥とされるノヴィ・サド大学の知見と地域の特徴を活かしたサステナブルな原材料の研究開発をスタートします。
今後、こうした産学連携による研究成果も生かしながらグローバルでのサステナブル原材料開発を促進してまいります。
■共同研究内容
「サステナブル原材料の利用拡大に向けた取り組み」
① セルビア由来植物を活用したリニューアブル原材料の開発
② 廃タイヤ由来のリサイクル原材料の開発
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(ご参考)
■調印式
日時・場所 | 2023年11月3日(金)10:00~、於:ノヴィ・サド大学構内 |
列席者 | ノヴィ・サド大学 学長・Dejan Madic 工学部学部長・Biljana Pajin他 TOYO TIRE Toyo Tire Holdings of Europe GmbH 社長・栗林健太他 |
■ノヴィ・サド大学?
正式名称 | University of Novi Sad |
所在地 | セルビア共和国 ヴォイヴォディナ自治州 ノヴィ・サド市 |
設立 | 1960年6月 |
学部 | 14学部 |
生徒数 | 約48,600人 |
教員数 | 約5,200名 |
■セルビア工場 概要
所在地 | セルビア共和国 ヴォイヴォディナ自治州 インジヤ市 |
敷地面積 | 約60万㎡(約150エーカー) |
生産開始 | 2022年7月 |
生産能力 | 年産500万本(乗用車用タイヤ換算) |
従業員数 | 約580名 |
投資額 | 約488億円(390.5百万ユ-ロ) |
生産品目 | 乗用車用、SUV用、ライトトラック用ラジアルタイヤ |
ご参考:2022年12月14日リリース
欧州に初めてのタイヤ生産拠点 セルビア工場を正式に開所
https://www.toyotires.co.jp/press/2022/221214.html
以 上
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【本件に関するお問合せ先】
TOYO TIRE株式会社 コーポレートコミュニケーション部
(本社) TEL:072-789-9110 FAX:072-773-3272
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