商店街が活性化するには?「開店したら嬉しいお店ランキング」1位:カフェ、2位:テイクアウト専門店

2025/01/09  株式会社 トラスト・ファイブ 

商店街の活性化に挑む新築商業ビル「(仮称)コレタス目白」業者向け内覧会【2025年1月16日 開催】

株式会社トラスト・ファイブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:南薗 浩一)は、新宿区下落合にて 設計:(株)コプラス一級建築士事務所、施工:(株)興建社 により計画する商業ビル「(仮称)コレタス目白(https://www.trust5.co.jp/biz/mejiro/special/)」の内覧会開催に際して、商店街の利用状況に関するアンケート調査の結果を発表します。

調査背景
国内の商店街は深刻な課題に直面しています。令和3年度商店街実態調査(中小企業庁)によると、高齢化による人口減少や国内市場の縮小により、商店街の最近の景況について「衰退している・衰退の恐れがある」と回答した商店街が67%を超える結果となりました。

特に注目すべきは、単なる空き店舗の増加にとどまらない構造的な変化が進行していることです。店舗の跡地に新たな店舗が開発されるケースは全国でわずか15%、東京都でも26%に過ぎません。むしろ東京都においては、27%近くが住宅へと用途変更されているのが現状です。


令和3年度商店街実態調査(中小企業庁)より


このような「住宅への転換」は、一見すると空き店舗問題の解消に見えます。しかし、実態としては商店街の商業機能の不可逆的な喪失を意味します。この変化は「空き店舗数」としての統計には表れにくいものの、商店街の本質的な機能が失われていく現象として捉える必要があります。

このような商店街の直面する課題に対し、当社はスモールビル開発を通じた商店街活性化の可能性を探るべく、本調査を実施することとしました。

調査結果サマリー
- 商店街を月1回以上利用するのは、約63%
- 中小規模でも活気のある商店街は、月1回以上利用する人が8割
- 商店街に期待される業種は、「カフェ・ベーカリー・スイーツ」「テイクアウト専門店」「飲食店」
- 利用頻度の高い層ほど、多様な業種へ期待する傾向


調査結果
問1 よく利用する商店街について、利用頻度を教えてください。



利用頻度については、「週3回以上」4%、「週1~2回以上」28%、「月1~2回以上」31%と、過半数の人が一定の頻度で商店街を利用していました。

なお、利用頻度と性別・年代による顕著な差異は見られませんでした。
問2 よく利用する商店街の様子は?



よく利用する商店街の様子については、「なんでも揃う、大規模な商店街」18.7%、「小中規模だが活気ある、アットホームな商店街」47.3%、「閉店や空き店舗の目立つ商店街」34.1%となりました。(「利用しない」を除く数字)

商店街の様子と利用頻度のクロス集計を行うと、以下のようになります。




大規模と回答した人の利用頻度は、「週1~2回以上」が最も多くなりました。利用頻度がもっとも少ない場合でも「年に1~2回以上」であり、「数年に1回」や「利用しない」の回答はありませんでした。

小中規模(活気ある)と回答した人の利用頻度は「月1~2回以上」が最も多く、「週1~2回以上」が続きました。月1回以上利用する人を合わせると、8割にのぼります。

一方で「閉店や空き店舗の目立つ商店街」と回答した人の利用頻度は「年に1~2回以上」が最も多く、「数年に1回」の利用と合わせると、過半数にのぼりました。一方で、「週1~2回以上」利用する人も約4分の1いましたが、「週3回以上」の利用はありませんでした。

商店街に活気があれば、大規模な商店街でなく中小規模の商店街であっても、月1回以上の定期的な利用者は多くなるようです。

問3 商店街に期待する業種は?(複数回答)



新しくできたら嬉しいお店は?と複数選択で尋ねたところ、「カフェ・ベーカリー・スイーツ」「テイクアウト専門店」「飲食店」が、商店街の利用頻度に関わらず、圧倒的な支持を集めました。

また、商店街の利用頻度が高い層ほど、幅広い業種を「できたら嬉しい」と感じる傾向がありました。

商店街の活性化に挑む「(仮称)コレタス目白」
「(仮称)コレタス目白」が位置する目白銀座商店会も、高級住宅街に隣接する好立地でありながら、日本の多くの商店街と同様に店舗が住宅へと転換している傾向があります。
この土地は、前所有者から「商店街の灯を消さないためにも、マンションではなく商業ビルとして活用してほしい」と託された土地です。
そこで私たちは、一つの夢を描きました。

単なる建物ではなく、伝統ある商店街を未来へとつなぐ架け橋となる商業ビルを。

「(仮称)コレタス目白」は、目白銀座商店会の活性化を目指して開発しました。
地域住民のニーズに応えるテナントの誘致に向け、内覧会を開催いたします。


内観イメージパース(1F ベーカリー・カフェ想定)





内観イメージパース(3F・4Fメゾネットタイプ 美容室想定)


コレタス目白 内覧会【開催概要】
開催期間:2025年1月16日(木)/11:00~16:00の間で応相談
申込締切:1月15日(水) 17:00
 ※ 1月17日以降も随時対応いたします。希望日の前営業日までにご相談ください。
定員:若干名(完全予約制)
対象業種:報道関係者、入居検討者、不動産仲介会社、各種コンサルティング会社、ほか
内容:ビルの概要や内装プランなどを現地でご紹介いたします。撮影も可能です。

申込方法:弊社問合せフォーム、またはお電話にてお申込みください。

申込フォーム: https://www.trust5.co.jp/contact/





(仮称)コレタス目白 外観(2024年12月撮影)

調査実施概要
調査方法:インターネットを使用した自社調査
回答数:100件
調査対象:国内在住の男女(女性35名、男性64名、無回答1名)
調査期間:2024年12月10日~2024年12月11日

物件概要
物件名:(仮称)コレタス目白
URL:https://www.trust5.co.jp/biz/mejiro/special/
所在地:東京都新宿区下落合三丁目524番6,7(地番)
 https://maps.app.goo.gl/PaaMhmuttdJBpjs8A
交通:JR山手線「目白」駅 徒歩4分
フロア数:4層(地上4階建)
構造:鉄筋コンクリート造、鉄骨造
敷地面積:142.19平方メートル (43.01坪)
延べ面積:336.63平方メートル (101.83坪)
最高高さ:GL+15.995
建築設計:(株)コプラス一級建築士事務所
施工:(株)興建社
竣工予定:2025年1月予定
スモールビルブランド「コレタス」について


新しい価値の創造を目指すスタートアップ、ライジングを狙う中小企業、そして小回りの良さを求めるイノベーティブな大企業。
〈コレタス〉の使命は、そんな未来あふれるテナントを応援すること。
テナントファーストを信条に、彼らのような事業者に求められる「コレ!」を「+(たす)」スモールビルを造ります。



■ 私たちが大切にすること
(1) 私たちの選定眼 + テナントのパッション
ビジネス・商業に適した街を選定します。特に、これからの未来を切り拓くテナントが
「ここで勝負したい」と思えるような、特色のある街を選定します。
(2) スモール + 優れた土地 + 高性能
スモールではあるものの、テナントの成功へ手助けとなる利便性、集客性、
防災対応力の高い土地を選定します。その土地に適した空間・設備を備える建物を造ります。
(3) 新築 + サステナブル
テナントが求めている品質・性能に対応し、未来へ向けた可変性を持たせ、
更に環境負荷を考慮した、サステナブルなビル造りを推進します。
(4) デザインの追求 + 街への敬意
当社の都合が優先される画一的な仕様の設定はいたしません。その街へ敬意を払い、
テナント、投資家、地域社会が共存共栄を図ることができる一点物のビルをデザインします。
(5) コレ!を +(たす)
プロジェクトごとに綿密な周辺環境調査を行い、
テナントの価値を高めるコレ!を導き出し、+(たし)ます。
会社概要


設立27年。首都圏で20年以上マンションの企画・開発・販売に携わってきた不動産開発会社。長年のマンション開発で培ってきた経験・知識を活用し、2018年からはオフィスビルや商業ビルなどの収益不動産開発にも注力。2021年、スモールビルブランドを「コレタス」にリニューアル。




社名:株式会社トラスト・ファイブ
URL:https://www.trust5.co.jp/
代表者:代表取締役 南薗 浩一
所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町13番地3 ラウンドクロス一番町5階
設立:1997年2月18日
資本金:8,000万円
事業内容:収益不動産の企画・開発事業
 マンションや一戸建ての企画・開発・分譲事業
 不動産コンサルティング事業、不動産売買事業
 オウンドメディア事業



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