革新的な搬送システムで製造現場を変革、J-Startup KYUSHU選定でさらなる成長へ
球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を基盤に、柔軟で拡張性の高い生産ラインの実現を目指す株式会社TriOrb(本社:北九州市小倉北区、代表取締役CEO:石田秀一)は、この度、経済産業省が推進するグローバルに活躍するスタートアップの創出を目指すプログラム「J-Startup プログラム」の地域版である「J-Startup KYUSHU」の対象企業として選定されました。
□ J-Startup KYUSHUについて
「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを創出するために経済産業省が2018年より推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムです。
2020年から「J-Startup」プログラムの地域展開が始まり、九州では2021年12月に政府機関・県・政令市・関係組織が参加した連携プラットフォームを構築し、「J-Startup KYUSHU」の取組を行っています。
スタートアップに精通する推薦委員からの推薦を通じ、九州に本社機能を有し、新規ビジネス等を開始して概ね10年以内の企業で、将来的な飛躍・成長が期待される有望スタートアップが選定されます。
J-Startup公式サイト:
https://www.j-startup.go.jp/startups/
九州経済産業局資料:
https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2409/240918_3_1.pdf
九州経済産業局公式発表:
https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2409/240918_3.html
□ 革新的技術「TriOrb BASE」
当社が開発した「TriOrb BASE」は、従来の車輪式やオムニホイール式とは一線を画す、球体を駆動部とする全く新しい移動機構です。この技術により、あらゆる方向へのスムーズな移動と高精度な位置制御が可能となり、製造現場における生産ラインの柔軟性と効率性を飛躍的に向上させます。
□ 技術の活用と目指す効果
「TriOrb BASE」を陸上のドローンのように縦横無尽に動かし、高精度な位置決めと高耐荷重を実現することで、単独での搬送はもちろん、複数台が連携し、長尺物や重量物の搬送にも対応するフレキシブルな搬送システムを提供します。
また、顧客の仕様に応じたカスタマイズが可能で、専用搬送設備に頼ることなく、効率的でダイナミックな生産体制の実現を推進します。
TriOrbは、「TriOrb BASE」を活用した新たな搬送システムの開発を通じて、製造現場における生産性の向上や自動化を推進し、地域産業の発展にも寄与していきます。今後も革新的な技術で、製造業界の変種変量生産、労働人口の減少、DX推進といった課題解決に取り組み、さらなる飛躍を目指してまいります。
株式会社TriOrbについて
公式サイト:
https://triorb.co.jp/