水質中のPFAS分析のISO17025試験所認定を取得しました。
■PFASとは？
PFOS、PFOAに代表される有機フッ素化合物（PFAS）は、消火剤、化粧品や調理器具などの製品に使用され、その毒性や生物蓄積性が問題視されています。
■豊富な実績
当社では、10年以上前からPFASの分析に取り組んでおり、数多くの検体・媒体の分析実績を有しています。
消火剤をはじめ、環境水（公共用水及び地下水）、排水等の水質や作業環境等の様々な媒体に対する分析が可能です。分析方法は国内の様々な方法に対応しています。
水質採取例
分析機器（右上・左上・左下：LC-MS/MS、右下：自動固相出装置）
■国内外の規格に対応
水質中PFASに関して、EPA（米国環境保護庁）やISO（国際標準化機構）の海外規格に示されている44項目について分析が可能です。
当社は、昨年10月10日に、EPA Method（＊） 537.1での水質中のPFAS分析のISO17025試験所認定を取得しました。
EPA Method 537.1は飲料水を対象とした分析方法ですが、当社は妥当性試験により環境水と排水についても認定を受けています。
当社では今後も対象規格を拡大していく予定です。
＊米国環境保護庁（EPA）が、物質や汚染物質の濃度を測定するために承認した方法
※1. 環境省「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について（通知）」 ※2. 厚労省「水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について」
分析対応表
■PFAS分析ソリューションのご提供
当社では、PFASを代表とする高度な化学分析に加え、河川・海域等の公共用水域調査や地下水調査等の環境調査、環境アセスメントにも取り組んでいます。
長年培ってきた化学分析や環境調査のノウハウを活かして、PFASの汚染源調査等お客様の課題解決をサポートします。
