共同開発の加速と技術サポートの強化を図る
株式会社アルバック(本社:神奈川県茅ヶ崎市)は、2024年8月に大韓民国 京畿道 平澤市にTechnology Center PYEONGTAEK(以下、当センター)を設立し稼働を開始しておりますが *1、この度10月24日に開所式を実施しましたのでお知らせいたします。
当センターは、次世代半導体製造装置の開発およびプロセス開発を韓国内のお客様と共に推進し、量産技術の確立を目指しています。半導体製造装置においては、技術の難易度が急速に高まっており、競争力の高い製品を市場に提供するためには、先端半導体メーカー等とこれまで以上に緊密に共同開発を推進することが必須となっています。当センターは、アルバックグループが持つ豊富な人材やノウハウ等を最大限活用することで、お客様のニーズに応えた高品質な製造装置を迅速に提供するとともに、技術サポートを強化していきます。
アルバックは当センターを、イノベーションを創出するための未来につながる「可能性の場」*2の一つと位置づけ、お客様との共創を推進することで、経営基本理念として掲げている「真空技術及びその周辺技術を総合利用することにより、産業と科学の発展に貢献」を実践してまいります。
開所式を開催
10月24日の開所式には、パートナー企業、京畿道、当社関係者等が出席しました。登壇した当社代表取締役社長の岩下は、無事に開所式を迎えることができたことに対し関係者の尽力への感謝とともに、「お客様のニーズに迅速かつ的確に応え、共に成長していくことを目指します。」と挨拶しました。
また、京畿道の行政1副知事である金成中(キム・ソンジュン)様は「京畿道とアルバックとの長年にわたる信頼と協力関係が、当センターの設立につながりました。これから、多くの人材がここで力を合わせ、世界をリードする技術が生まれることを期待しています。京畿道は、優れた人材がその夢を実現できる場を提供するために、引き続き全力で行政的な支援を行ってまいります。」との祝辞をいただきました。
開所式で挨拶をする当社代表取締役社長 岩下節生
*1 2023年2月13日 ニュースリリース「Technology Center PYEONGTAEK 建設に関するお知らせ」
https://ir.ulvac.co.jp/ja/ir/newsrelease/auto_20230213508118/pdfFile.pdf
*2 未来につながる「可能性の場」
アルバックグループは、2032年の理想像「Vision2032」として「未来につながる『可能性の場』であり続ける」を制定しました。「可能性の場」とは、真空にエネルギーが注ぎ込まれると、あらたな何かが生まれるという真空の場で起こる物理的現象を由来としています。アルバックグループは、コアである真空技術を追求し続けると同時に、お客様の想いや社会的な課題を受け止め、真に価値ある技術・製品を生み出し続けてまいります。
株式会社アルバックについて
株式会社アルバックは1952年の創立以来、コアテクノロジーである真空技術を基盤として、製造装置やコンポーネント、分析機器、材料、サービスを提供している真空総合メーカーです。真空技術が利用される半導体・電子部品、ディスプレイ、自動車、医薬品等、幅広い業界のお客様とともに最先端のイノベーションの創出に挑戦し、新たな価値の創造に取り組んでいます。アルバックグループの、2024年6月期の連結売上高は 2611億円で、従業員数は約6200名です。詳細については、公式サイト
https://www.ulvac.co.jp をご覧ください。
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