「ドローンによる水管橋点検サービス」の提供開始 ~水道施設の老朽化による漏水・破損事故の増加に対応~ 【株式会社ミラテクドローン】

2021/10/18  株式会社 ミライト・ワン 

2021 年 10 月 18 日

「ドローンによる水管橋点検サービス」の提供開始
~水道施設の老朽化による漏水・破損事故の増加に対応~
【株式会社ミラテクドローン】


ミライト・ホールディングスのグループ会社である株式会社ミラテクドローン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐々木 康之、以下、ミラテクドローン)は、近年、問題となっている水道施設の老朽化を点検する「ドローンによる水管橋点検サービス」を 10 月 18 日より開始します。

日本では、1960 年~1970 年頃にかけて整備された水道施設が老朽化を迎えており、最近では、年間 2 万件を超える漏水・破損事故が発生しています。特に、法定耐用年数(40 年)を超えている水道管の割合は 17.6%で、今後、さらに増加することが必至の状況です。(出典:平成 30 年度水道統計)加えて、ミラテクドローンでは、2021 年 10 月 3 日に発生した和歌山市における水管橋の一部が破損、落下する事故を受け、今後、国内に多数存在する同様の水管橋の点検が急務と考え、サービス提供体制を整え、本サービスの提供開始に至りました。

ミラテクドローンでは、2020 年 2 月に堺市上下水道局、また、それ以前にも複数の自治体の水道局が参加して、ドローンを用いた水管橋点検の実証実験を実施しています。その結果をもとに、管外面の亀裂や塗装の剥がれ、錆の状況、橋梁のコンクリートのひび割れ等を的確に把握できることが実証されており、実用化を進めてきました。これにより、これまで、川岸から肉眼で行ってきた水管橋の点検を、ドローンに搭載したカメラから、近接で詳細に撮影・記録することが可能となります。

また、本サービスは、株式会社リアルグローブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大畑 貴弘、以下、リアルグローブ)が開発したソフトウェア「Hec-Eye」の機能を活用することにより、リアルタイムで配信されるドローンからの映像を、水管橋や橋梁の劣化診断の専門家が、事務所等の遠隔地から診断するとともに、発見した劣化が疑われる部分については、必要に応じて高精細な画像を様々な角度から撮影し、その場所を地図上に登録、閲覧することが可能です。

本サービスは、全国の自治体の水道局や水管橋を管理する事業者等を対象に、ミラテクドローン、ならびに、全国のパートナー会社のパイロットを派遣し、実施します。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ミラテクドローン
事業戦略部 薮内、川崎
TEL:03-5496-5851
URL:www.miratecdrone.co.jp
【本件に関する報道機関からのお問い合わせ先】
株式会社ミライト・ホールディングス
広報室
TEL: 03-6807-3120
FAX:03-5546-2967
URL: https://www.mirait.co.jp/

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