2022 年 10 月 3 日
経済産業省「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」公募採択に関するお知らせ [ＫＭバイオロジクス]
ＫＭバイオロジクス株式会社（本社：熊本市北区、代表取締役社長：永里 敏秋、以下「ＫＭバイオロジクス」）は、経済産業省が実施する「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」（以下、「本事業」）の事業者に採択されましたのでお知らせします。
本事業は、今後脅威となりうる感染症への備えとして、平時は企業のニーズに応じたバイオ医薬品を製造し、感染症パンデミック発生時（以下、「有事」）の際にはワクチン製造へ切り替えられるデュアルユース設備を有する拠点を整備するとともに、ワクチン製造に不可欠な製剤化・充填設備や、医薬品製造に必要な部素材等の製造設備を有する拠点等の整備を促進することで、有事の際に国内でワクチンを円滑に生産できる能力を確保することを目的とします。
明治グループは、ＫＭバイオロジクスにおける長年のワクチン開発および製造供給力と Meiji Seika ファルマ(本社：東京都中央区、代表取締役社長：小林 大吉郎)の全国に渡るコールドチェーンを通じた物流・保管・供給能力、情報提供力をあわせた一気通貫のワクチンバリューチェーンを構築しており、インフルエンザワクチンなど、数多くのワクチンを全国に安定的に供給しています。
本事業の採択によって、今後起こり得る新たな感染症に対して、国民に迅速かつ確実にワクチンを供給できる体制を一層強化するとともに、Meiji Seika ファルマと緊密に連携し、現在開発中の不活化ワクチン「KD-414」を小児にも安心して使用できるワクチンとして早期実用化を目指します。
補助対象事業
ワクチン製造拠点の整備事業
デュアルユース概要
＜平時＞ 4 種混合ワクチンに使用するジフテリアトキソイド、百日せき抗原および細胞培養日本脳炎ワクチンを製造
＜有事＞ ウイルス・微生物培養技術により、パンデミック用ワクチンを製造
事業実施期間
補助金交付決定後から令和 9 年度末（2027 年度末）まで
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
ＫＭバイオロジクス株式会社
経営企画部 広報課 TEL：096-344-1385
