生物多様性保全の取り組みについて

2023/12/28  株式会社 フルヤ金属 

2023 年 12 月 28 日
株式会社フルヤ金属

生物多様性保全の取り組みについて

株式会社フルヤ金属(代表取締役:古屋堯民 以下「当社」)は、NPO 法人小網代野外活動調整会議(神奈川県三浦市、岸由二代表)が行う「小網代の森ハマカンゾウプロジェクト」に賛同し、生物多様性の保全に向けた活動を開始しました。

本プロジェクトの目的は、各地で繁茂し花粉症を誘発する外来植物ネズミホソムギ等に対して、定常的な除草が困難な場所に在来種であるハマカンゾウを転植し代替することで、外来植物の群落を抑制するとともに生物多様性が保全された環境を推進することです。ハマカンゾウはワスレグサ属を代表する日本在来の植物の一種で、関東より西側の温かい海岸に群生し、小網代の森では 8 月から 9 月に橙赤色の美しい花を咲かせます。古くは「忘れ草」として万葉集や古今集の歌に詠まれ、親しまれてきました。

2023 年 12 月 15 日、当社社員寮でハマカンゾウ 30 株の植栽を初めて実施しました。小網代野外活動調整会議からハマカンゾウの株を譲り受け、茨城県土浦市の社員寮で育成します。増えた株は、同法人を通じて元の生息地である小網代の森(神奈川県三浦市)に転植されます。

当社は今後も社員一人一人が、かけがえのない地球環境を守っていくことの大切さを認識し、生物多様性の保全に貢献してまいります。

出典:NPO 法人小網代野外活動調整会議
土浦市の社員寮で開催したハマカンゾウ植栽式

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