ボルボ・グループと持続可能な航空燃料(SAF)利用に関する契約を締結 【近鉄エクスプレス】

2024/03/07  近鉄グループホールディングス 株式会社 

2024 年 3 月 7 日

ボルボ・グループと持続可能な航空燃料(SAF)利用に関する契約を締結

株式会社近鉄エクスプレス(本社:東京都港区)はこの度、ボルボ・グループ(AB ボルボ社、本社:スウェーデン、ヨーテボリ市)と持続可能な航空燃料(SAF)利用に関するパートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。

ボルボ・グループは、当社を通して SAF から得られる環境価値(CO2 排出削減効果)を購入し、当社と通年契約している全ての航空貨物輸送により発生するサプライチェーン上での CO2 排出(スコープ3)を削減します。これは、2040 年までにバリューチェーン全体で気候変動に影響を与えないクライメート・ニュートラルを実現するというボルボ・グループの野心的な目標に貢献するものであり、航空貨物業界全体としての SAF の更なる利用促進にとっても大きな一歩となります。

当社上席執行役員の家鋪義和は「フォワーダーとして、お客様と SAF の持つ環境価値を共有できる仕組みを模索する中で、この度、世界で最もサステナブルな企業の一つであるボルボ・グループと新たな取組みを始められること、また、同社にとって、当社が SAF 利用における最初のパートナーとなることを大変光栄に思います」と述べました。

ボルボ・グループのサービス・マーケット・ロジスティクス担当シニア・バイスプレジデントであるクリスティーナ・ベンツラー・メラ―氏は「KWE との戦略的パートナーシップはボルボのサプライチェーン、特に航空貨物輸送において脱炭素化するという当社のビジョンを具現化するものです。単に業界基準を満たすだけではなく、よりクリーンで環境に優しい未来のために積極的に貢献し、当社のサステナビリティ戦略を支えるものとなるでしょう」と述べました。

KWE グループは、より良い社会と未来の実現に向け、今後とも様々な活動を通して脱炭素化に貢献してまいります。

以上

*SAF は、既存の航空インフラを変えることなく脱炭素を実現する大きな可能性を持っています。純粋なSAF は従来のジェット燃料に比べてライフサイクル排出量を最大 80%削減することができます。

*クライメート・ニュートラル(気候中立)は、一般的に広く知られるようになった「カーボンニュートラル」とほぼ同義ですが、その違いは二酸化炭素などのカーボンに焦点をあてる「カーボンニュートラル」に対し、「クライメート・ニュートラル」は、京都議定書で定義されている温室効果ガス(メタン、N?O(一酸化二窒素)、フロンガスなど)をすべて含んでいます。

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