トヨタ紡織、仮眠誘導スウィングチェアを搭載した「QUALIA POD(クオリアポッド)」を開発し、成田国際空港で実証実験
2024年05月31日
製品・技術・展示会
トヨタ紡織株式会社(本社:愛知県刈谷市､取締役社長:白柳正義)は、車室空間開発で培った技術を生かし、五感に訴えリラックスできる機能や心地よい仮眠に誘導するスウィングチェアを搭載した「QUALIA POD(クオリアポッド)」を開発。6月3日（月）から6月28日（金）まで、成田国際空港（千葉県成田市）内の「NARITA PREMIER LOUNGE」に設置し、ラウンジ利用者の方を対象に実証実験を行います。
今回開発した「QUALIA POD(クオリアポッド)」は、当社がMaaSシェアライド空間コンセプトとして開発を進めてきたMX221※の最上級グレードMX Primeのシートを、モビリティー以外の場での活用に展開したものです。MX Primeと同様、シートがゆりかごのように揺れ、仮眠に短時間で誘導するシステムのほか、パーソナル音響、リラックスできる香りを出すことができる機能を備え、快適な座り心地を追求しました。また、公共スペースでの設置を想定し、コンパクトな形状でありながらも、プライバシーに配慮した個室感を持たせ、リラックスできる空間を演出しました。
「QUALIA POD(クオリアポッド)」
＜実証実験概要＞
日 時：2024年6月3日（月）から6月28日（金）7:30～21:00
場 所：NARITA PREMIER LOUNGE（成田空港 第1ターミナル第1サテライト4階 出国手続き後エリア）
対象者：NARITA PREMIER LOUNGEをご利用のお客さま（NARITA PREMIER LOUNGEご利用には、利用契約を締結した航空会社の指定する利用条件を満たしていることが必要となります。）
※（ご参考） MX221詳細はこちら https://tech.toyota-boshoku.com/ces2023/MX221/index.html
