熊本県阿蘇市におけるバイオマス発電事業への匿名組合出資について
2024年7月17日
西部ガス株式会社
西部ガス株式会社(以下、「当社」)は、本日、阿蘇バイオマス合同会社を投資対象とするバイオマス投資ファンド合同会社(所在地:東京都千代田区)への匿名組合出資を行いました。西部ガスグループがバイオマス発電事業に出資参画するのは今回が初めてとなります。
阿蘇バイオマス合同会社は、阿蘇市跡ケ瀬地区において発電容量900kWの間伐材等由来の木質バイオマス発電所(以下、「本発電所」)を開発中で、2025年中の運転開始を予定しています。本発電所は阿蘇地域の間伐材等を用いた木質ガス発電方式※1を採用しており、発電の際に生じた熱を燃料となる木質チップの乾燥に利用するほか、副生成物※2も有効活用することで、阿蘇地域の活性化および循環型経済の実現に貢献します。
当社グループは、「西部ガスグループカーボンニュートラル2050※3」において、2030年度における再エネ電源取扱量※420万kWの達成を目指しています。今後も再生可能エネルギーの普及拡大を通じて、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行し、お客さまおよび地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めてまいります。
【阿蘇市跡ケ瀬地区におけるバイオマス発電所 概要】
所在地 |
熊本県阿蘇市跡ケ瀬403-1他 |
運用開始 |
2025年中(予定)
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発電容量 |
900kW |
想定年間発電量 |
約700万kWh/年 ※一般家庭約1,940戸の年間電力使用量に相当 |
【バイオマス投資ファンド合同会社 概要】
設立 |
2023年12月25日 |
所在地 |
東京都千代田区麹町一丁目7番地相互半蔵門ビルディング3階
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資本金 |
1,000円 |
アセットマネジャー |
GIキャピタル・マネジメント株式会社 |
以上
《ご参考》
≪木質ガス発電のイメージ≫