名張市夏見地内において土壌汚染が発見されました

2023/12/21  三重県庁 

令和05年12月21日

名張市夏見地内において土壌汚染が発見されました

令和5年12月20日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項の規定に基づき、株式会社タカキタ(代表取締役 松本 充生、三重県名張市夏見2828)から、同社工場(名張市夏見2828)敷地内の駐車場で土壌汚染(ふっ素及びその化合物)が発見された旨の届出がありました。

1 内容
株式会社タカキタは自主的に土壌及び地下水の調査を実施したところ、土壌について、ふっ素及びその化合物の土壌溶出量基準を超過していました。

【ふっ素及びその化合物】
土壌溶出量:調査した29地点のうち、4地点で基準値を超過
最大値1.8mg/L(表層:5~50cm)
(基準値0.8mg/Lの2.25倍)

同工場では、塗装前処理施設でふっ素を含有する薬品を使用していますが、土壌汚染箇所周辺における漏洩事故等はなく、土壌汚染の原因は不明です。
届出を受け、本日(12月20日)、伊賀地域防災総合事務所が現場調査を行ったところ、土壌汚染が確認された場所は工場敷地内にあり、アスファルト舗装等により、容易に雨水が浸透しない措置が講じられていることから、汚染された土壌の飛散流出のおそれがないことを確認しました。
また、同社が実施した地下水調査の結果、全て地下水基準に適合していたことから、直ちに周辺の生活環境への影響はないと考えられます。
事業者は、汚染土壌の掘削除去を検討しています。
県は、事業者に対し、土壌汚染対策を適切に行うよう、指導していきます。

2 届出内容の問い合わせ
株式会社タカキタ 管理本部
電話:0595-63-3111

関連資料

  • 周辺案内図(PDF(181KB))
  • 土壌調査地点図(PDF(170KB))