食用コオロギを使用した自社ブランドの食品が、徳島県内のコンビニに初登場!新商品「C. TRIA コーンスナック」を徳島県内で先行展開

2022/09/12  株式会社 グリラス 

2022年9月20日(火)より、徳島県内のファミリーマート約80店舗で販売開始

 徳島大学発ベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、国産食用コオロギを使用した自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」の小売向け商品として、新たに「C. TRIA コーンスナック」を販売開始します。





 今回開発した新商品は、粉末化した国産フタホシコオロギ「グリラスパウダー」を味付けに使用したコーンスナックで、サクサクとした軽やかな食感とグリラスパウダー※1の香ばしい風味が特徴です。また、より多くの方に気軽に食用コオロギを楽しんでいただけるよう、「うま塩味」と「たこやき味」の2つの味をどちらも98円(税込)でご用意しました。

 本商品は、既存商品である「C. TRIA クッキー(大判)」と「C. TRIA プロテインバー」の2種※2と共に、9月20日(火)より順次※3徳島県内のファミリーマート約80店舗にて販売を開始します。

 また販売開始翌日の9月21日(水)には、ファミリーマート富田橋1丁目店(住所:徳島県徳島市富田橋1丁目14)にてコオロギパウダーを使用した限定メニューをキッチンカーで販売します※4。

※1:グリラスパウダーの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000070046.html
※2:商品の詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html
※3:店舗によって発売日が異なる場合がございます。
※4:キッチンカー販売の詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000070046.html



商品詳細

・C. TRIA コーンスナック うま塩味
 サクサクとした軽やかな食感と、フワッとしたくちどけが心地いいコーンスナックです。コーンの甘みを、香ばしいグリラスパウダーを配合した“コオロギ塩”が引き立てます。

原材料名   :コーングリッツ(国内製造)、植物油脂、砂糖、たん白加水分解物、食塩、食用コオロギパウダー、オリゴ糖/調味料(アミノ酸等)、甘味料(ネオテーム)、(一部に小麦・えび・かに・大豆を含む)
価格      :98円(税込)
内容量    :10g
賞味期限    :製造より180日
保存方法   :直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
注意事項   :本品で使用しているコオロギパウダーは、えびやかになど甲殻類と類似した成分が
        含まれています。えびやかにのアレルギーをお持ちの方はお控えください。
        本品製造工場では卵、乳を含む製品を生産しています。

・C. TRIA コーンスナック たこやき味
 ほのかに酸味が効いたパンチのあるソース味に、グリラスパウダーの持つ魚介類に似た風味が溶け込んだたこやき味のコーンスナックは、やみつきになること間違いなしです。

原材料名   :コーングリッツ(国内製造)、植物油脂、タコヤキシーズニング(砂糖、粉末ソース、食塩、魚介エキスパウダー、食用コオロギパウダー、麦芽糖、野菜パウダー、香辛料、のり、肉エキスパウダー、粉末醤油、粉末卵黄、アオサ)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、カラメル色素、乳酸Ca、(一部に小麦・卵・えび・かに・大豆・鶏肉・さば・りんごを含む)
価格     :98円(税込)
内容量    :10g
賞味期限   :製造より180日
保存方法   :直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
注意事項   :本品で使用しているコオロギパウダーは、えびやかになど甲殻類と類似した成分が
        含まれています。えびやかにのアレルギーをお持ちの方はお控えください。
        本品製造工場では卵、乳を含む製品を生産しています。
左から順に、うま塩味パッケージ&イメージ、たこやき味パッケージ&イメージ



販売店

徳島県内のファミリーマート約80店舗
※一部店舗で取り扱いがない場合がございます。


食用コオロギ関連事業の背景について

 2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。

 一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性のため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/


サーキュラーフードについて

 サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。

 またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html


グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について

 グリラスはサーキュラーフードをコンセプトとした自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html


株式会社グリラスについて

 グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。

・社名     :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/
・事業内容   :食用コオロギの生産
         食用コオロギを用いた食品原材料および加工食品の製造、販売
         食用コオロギの研究開発 等
         動物用コオロギの生産、販売 等(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html
・代表取締役  :渡邉 崇人
・所在地    :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点   :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点   :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金    :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立     :2019年5月

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