トークセッションからDJパーティーまで、7万人が熱狂したイベントをTJOが現地レポート
ドイツ・ハンブルクで5月7日、8日(現地時間) に行われた世界最大級のデジタルマーケティングイベント「OMR(Online Marketing Rockstars)フェスティバル 2024」。本イベントに出展されたglo(TM)ブースで、音楽・アーティストの新しい体験と未来を創造するプロジェクト、glo(TM)️ × block.fm「NEXstage」が開催されました。日本からはDJ/プロデューサーのTJOと、俳優、モデル、DJのYAMATOが出演。帰国したTJOによる、現地レポートが公開されました。
また、Official glo(TM)︎ japanのインスタグラムアカウントより、本イベントのアフタームービーが公開されました。
Official glo(TM)︎ japanのインスタグラム:
https://www.instagram.com/glo.japan
レポートムービー1.
https://www.instagram.com/p/C7EZOWxSt5Y/
レポートムービー2.
https://www.instagram.com/p/C7Gqf6ty1E_/
これぞネクストレベルの「新しい体験」!OMRフェスティバル 2024レポート
Text by TJO
ドイツ・ハンブルクで5月7日、8日(現地時間)に開催された世界最大級のデジタルマーケティング・イベント「OMRフェスティバル 2024」へ行ってきました。今回の主な目的はOMR内のglo(TM)出展ブースでDJすること、また現地の体験レポートを書くためglo(TM) Japanさんに御招待いただき、僕TJOと、DJ/モデルであるYAMATOの2人が参加しました。
毎年7万人が参加するビッグイベント、OMR
OMRはドイツ・ハンブルクで行われる世界最大級のデジタルマーケティングイベントで、「Online Marketing Rockstars」の頭文字を取ったもの。デジタルマーケティング、テクノロジー、メディア産業の未来を形作っていくことを目的に、参加者の知識の共有やネットワーキング、最新トレンドの発信の場となっています。毎年約7万人もの専門家や投資家など業界のプロフェッショナルらが集まり、全7ステージに800人もの出演者が登壇。その年のデジタルマーケティングの流行や発展をいち早くキャッチ出来るイベントとして業界から大変注目されています。
NEXstageとは?
NEXstageとは、glo(TM)と我らblock.fmが立ち上げた新しいプロジェクト。アート・カルチャー・ファッション・テクノロジー・価値観など様々が交差する場として、新感覚のライブイベントやポッドキャスト、インタビュー・ワークショップなど、あらゆる形で音楽とそれに付随する体験をアップデートし、ネクストレベルの「新しい体験」を創造する企画です。2021年12月にローンチし、2022年3月には僕もDJとして参加した新しい花見体験=「ミライノサクラ2022」を東京の八芳園にて開催。同年の8月にはglo(TM)ルーマニアチームと「glo(TM) Creative Camp」を開催し、翌年2023年にはルーマニアの巨大フェス=「ELECTRIC CASTLE」にblock.fm局長の☆Taku Takahashi (m-flo)を招き、現地のアーティストと共にセッションを行いステージ出演を果たしました。そして今年5月、glo(TM)ドイツチームの主催のもと、OMRに出展。各国のDJが集まるトークセッション&DJパフォーマンスを実施することとなったのです。
NEXstage仕様のホテル、ウェルカムディナーに感動
ドイツ・ハンブルク初日。空港に着くとすぐ、NEXstageのデザインが施された車が日本チームのスタッフをピックアップ。普段のハンブルクはほとんど雨模様らしく、地元の人達から「こんなに晴れてるのは珍しい」と言われるほどの快晴。気温も15度前後と涼しく、何より湿気もないので非常に過ごしやすい気候でした。
OMR会場近くの「イースト・ホテル」は送迎車と同じく、ホテル内がglo(TM)仕様にアレンジが施され、glo(TM)の商品を楽しめるショウルームなども用意されていました。エントランスでドイツチームの歓迎を受け、ウェルカムドリンクのシャンパンで乾杯、部屋にはglo(TM)のデザインが施されたクッキーやOMRのパンフレットが入り口に飾られていて、明日から開催されるOMR本編への期待が高まります。
その日の夜はglo(TM)ドイツチームによるウェルカム・ディナー会。ドイツ、日本、イギリス、ギリシャ、スイス、ルーマニアの6ヶ国から集まったglo(TM)のメンバーや我々を含む各国インフルエンサーが一堂に会する貴重な夜。レストラン内にもglo(TM)デバイスに囲まれたブースや大きなロゴのフォトスポットが設置され、各個人のテーブルにはドイツ・チームからglo(TM)デバイスなどの贈り物も。中でも一番印象的だったのは、デバイスに自分の名前をレーザーで刻印出来るサービスでした。初めて見るマシンに自分のデバイスをセット。自分の名前や好きな言葉を入力して刻印するのですが、各国から集まったメンバーも興味深く刻印サービスに挑戦していました。刻印は一瞬で終わるほど速いので待ち時間のストレスも無く、これを日本のイベントでも設置できたら凄い反響があるだろうなと感じました。glo(TM)のデバイスをプレゼントしてもらうだけでなく、自分の名前を入れられることで、ここでしか出来ない体験をさらに思い出深いものにしてくれました。
昼間はトークセッション、夜はDJパーティーで盛り上がる
朝10時過ぎ、送迎シャトルバスに乗り込み10分ほどで会場へ到着。会場は、全部で11ゾーンにも及ぶ幕張メッセよりも大きい規模で、すでに入り口には多くの人が集まっていました。中には各社による出展ブース、トークセッションのルーム、フードコートなどが広がっています。
glo(TM)のブースは会場内でも特に目立っており、トークセッションのステージを中心に、ステージの後ろには巨大なLEDパネルがglo(TM)のインフォメーションやその日のスケジュールなどを表示。トークセッション中にはゲストのトーク内容に応じてグラフや資料などを映し出すツールとして活躍します。ステージ向かいにある観客席は階段状になっており、その高さがLEDと共に会場内でのglo(TM)ブースの存在感をより一層際立たせていました。
ブース両脇にはバーが設置。専用のコインでカジュアルにお酒やドリンクを飲みながら観覧できるのも居心地の良さを演出していました。またここにも螺旋型の光るモニュメントを模したフォトスポット、さらにパッドを叩く事でリアルタイムに音楽を作り、それに合わせて部屋の中がライト・アップされるアクティビティもあり、glo(TM)らしいユニークな体験ができる仕掛けが施されていました。
昼から行われたトークセッションは初回から満席、座り切れなかった人々が両脇のバーエリア周辺から観覧するほどで、その期待値の高さを物語っていました。
はじめに、インフルエンサーや各種SNSでのプロモーション遍歴や実績を紹介する、glo(TM)ドイツチームによるコーナー。どういった施策を行い、どれくらい反響があったかを当事者のコメントと共にグラフなどで分かり易く解説していました。以降は、その日のアフターパーティーに出演するDJやアーティストを招き、アーティストの活動を紹介しながらのトークセッション「NEX TALK by glo(TM)」が行われていました。この日はアフターパーティーのラストを締めくくったドイツのDJ、Pretty Pinkが登壇。彼女には登壇前に声をかけ挨拶する機会があったのですが、ちょうど去年来日していて東京~大阪でのDJギグがとても楽しかったと話をしてくれたのが印象的でした。
OMRメイン会場には、セレブリティ・セッションとしてキム・カーダシアンが登壇。滅多にないチャンスとOMR内で一番広い会場へ向かうも、同じようにキムを見たいという観客で数千~万単位の会場が押し寄せ入場規制に。改めて世界的セレブリティの影響力と経済効果に驚きながらも、別会場で行われていたライブ配信を覗くことが出来ました。キムは自分の実体験をもとにしたSNSにおける活動について語っていました。
glo(TM)ブースでは、18時からアフターパーティーがスタート。トークセッションのステージがDJブースに切り替わり、まずはドイツのアーティストAisha Vibesによるライブからキックオフ。バックDJのビートボックス・パフォーマンスに乗せながらマイクで煽るなど、スタートに相応しいお客さんも巻き込んだ力強いパフォーマンスを見せてくれていました。
そして機材転換の時間を挟み、日本から一緒に参加したYAMATOからDJタイムがスタート。Polo & Panの「Dorothy」のレイドバックしたシンセから始まるビートでゆったりセットを始めながらも、会場全体の素晴らしい音響スピーカーで鳴り響くキックの音に誘われ、ブース前にどんどん人が集まって来ます。続いてPeggy Gou「I Go」で一気にテクノ寄りの硬めなビートに。力強いキックの音にさらに反応したのか、そこかしこで踊り出す人が続出。
途中、もっと盛り上がりたい観客の空気を察知し、Robin Sによるハウス・クラシック「Show Me Love」ネタの楽曲を投下。会場の熱量はどんどんと上がっていきました。後半に向けてはRemaの「Calm Down」やTyla「Water」などのアフロ・ハウスRemixでさらに盛り上げ、アフロ・ハウスやアマピアノなどのアフリカン・ダンスミュージックが実際に海外でも人気がある様子を見ることが出来たのはとても貴重でした。ラストは日本を代表し、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」のハウスRemixをプレイ。クールに、かつ確実にフロアのボルテージを上げてくれました。
フロアが温まったところで僕TJOのプレイ。ドイツのShazamチャートで事前に下調べした現地の人気楽曲を挟みながら、Michael Jackson「Billie Jean」やWhitney Houston「Dance with Somebody」のポップ・クラシックのRemixをプレイ。
会場には若者やビジネスマン、さらに御年配の方と年齢層も幅広く集まっていましたが、階段でパーティーの様子を見ていた御年配の女性が踊り出す姿も。聴き馴染みある洋楽ポップスのハウスRemixでグルーヴを構築し、途中インパクト与えるためHIPHOPやR&B、ラテンなどの遅めの楽曲をインサート。このムードチェンジにフロアは熱狂してくれ、特にPanjabi MC「Beware of the Boys (Mundian To Bach Ke) feat. Jay-Z」のウケは桁違いで、去年行ったロンドンでのDJでもこの楽曲の盛り上がりが凄かったこともあり、改めてこの楽曲のポテンシャルを実感。そこからラテンやパーカッシブな要素のあるトライバルハウスなどを経てDJは終了。
観客はとても気に入ってくれたようで、DJが終わってからいろいろな方に声をかけられて、踊るという反応だけでなく声をかけてもらえるのもとても嬉しかったです。
そしてここからがアフターパーティーのメインアクト=ドイツ出身のMARTEN HØRGERの登場…のはずなんですが、気付くとさっきまでステージにあったDJブースは片付けられ、新しいブースが出て来る様子もない。観客の1人から「君のDJ、とても良かったよ!でも今日はもう終わりかい?」と聞かれるほど。一体いつになったらDJブースが出て来るのかと、休憩がてら会場を見ていたら、なんと夕方までステージ後ろで映像を映し出していた巨大LEDが二つに割れて、その中にDJブースが出現したのです。LEDの下半分には大きくMARTEN HØRGERという文字が、その上のDJブースにMARTEN本人が現れ、スモークや照明が一気に動き出し完全にクラブへと変化しました。
MARTENのシグネチャーサウンドでもある重たいビートのBASS HOUSEで会場内にいた観客のテンションはピークに。この頃には両脇にあったバーにもドリンクを買い求める人でいっぱいになり、ブース前の登壇エリアにも、音を楽しもうと踊る人々が集まり満員になりました。会場外ではアフターが始まってから一気に音量が上がったパーティーモードのglo(TM)ブース目がけて人が殺到し、入りきれない人々は人気クラブのように外で行列待ちをしていたほど。
MARTENはDJ Snakeもヘビープレイし彼の名を一気に上げた代表曲「Ill Behavior」やDavid Guettaとのコラボ曲「The Freaks」などはもちろん、去年からヨーロッパを中心に世界中で大ヒットを記録しているドラムンベース・アンセム=Chase&Status「Baddadan」や同じくヨーロッパ・ダンス・アンセムとなったCasso x RAYE x D-Block Europe「Prada」のRemixも投下。そこにFaithless「Insomnia」やABBA「Gimme! Gimme! Gimme!」など定番クラシックネタをバランス良く織り交ぜ、会場のボルテージを上げていました。
スピーカーのクリアな音質、低音の鳴り、会場全体を彩るVJを映し出す巨大LED兼DJブース。このまま普通にクラブとして存在していても一切遜色ない素晴らしいほどのレベルなのに、今日明日のOMRの2日間が終われば解体してしまうという贅沢過ぎる現実を思い出し、パーティーを成功させるために全力でこのシステムを組み上げ、楽しみきってやろうというglo(TM)ワールドワイドチームの規格外の本気に改めて衝撃と感動を受けました。それは主催側だけで無く、お昼には真面目にセッションを聞いていたスーツ姿のビジネスマンが、今は目の前でダンスとドリンクを思い切り楽しんでいる姿を見て、さらに強く実感したのでした。
アフターパーティーはglo(TM)ブースだけでなく会場の様々な場所で行われていました。帰り際に寄った、OMRで一番大きい会場でもDJやライブアクトが入っており、僕らが観た時にDJしていたのは地元ドイツの女性DJ=Shari Whoという方でした。数万人がごった返す巨大フロアで最新モードのアフロハウス、アマピアノをプレイ。大きい会場でのDJによる音楽体験となるとハードな音や力強いサウンドをイメージしがちですが、こんな大きなホールで奏でられる心地良いビートを体験したのは初めてでした。勢いに欠ける事もなく、むしろ大きな会場で親密なホームパーティーのような一体感を演出していて、とても刺激を受けました。
パーティーは終わりません。ホテルに戻るとレストランエリアでglo(TM)主催の更なるアフターパーティーが行われていました。朝には朝食バイキングを食べていたはずの場所のテーブルが取り払われ、大きなDJブースが。地元のDJ陣のプレイするテクノ~ハウスで、ここでも会場を埋めんばかりの人達が盛り上がっていました。現地スタッフの労いも兼ねて楽しむ様子に、ヨーロッパの人達の体力の凄さに圧倒されました。
初日を越える盛り上がりを見せた2日目
OMR2日目はYAMATOと共にトークセッションを中心に観覧。メインとなるのはDef Jam創始者にしてBeastie BoysやRed Hot Chilli Peppersを世に放った音楽界のレジェンド=Ric Rubinによる登壇です。glo(TM)ブースでは、この日アフターパーティーに出演するアーティストを招いて音楽遍歴や活動を中心にインタビューをするセッションを開催。昨日にも増して会場内は賑やかでした。
この日のアフターパーティーのスタートは、昨夜メイン会場で心地良いアフロハウスをプレイしていたDJのShali Who、そしてLEDの巨大ブースに登場したのは世界的DJ大会のチャンピオンでもあるDJ=Eskei83でした。ドラムンベースを中心にプレイし、Flux Pavilion「I Can't Stop」のフレーズに合わせRed Hot Chilli Peppersの「Can't Stop」のギターリフをマッシュアップ。Dimensionnによる昨年のヒット曲「DJ Turn It Up」のアカペラを小刻みにスクラッチしながら鳴り響くビートに被せたりと、縦横無尽にフロアのテンションを上げていくスタイル。昨夜のMARTEN HØRGERによるBASS HOUSEで踊っていたフロアに負けないくらい会場を盛り上げていました。
ラストは自身のToto「Africa」のドラムンベース・カヴァーで会場の大合唱を演出し大団円。次に続いたDJは、ルーマニア出身でディープなテクノ~ハウススタイルで世界的にも人気を集めるCosmin TRG。アフロハウス~ドラムンベースからディープ・テクノまで、アフターパーティーに対する熱量や姿勢はシステム面だけでなく、その幅広いDJの人選にも表れており、その中に今回自分が参加させてもらえたことに改めて感謝しました。
またこの日のメイン会場ではドイツの二人組DJ=Crux Pistolsがレイヴ色の強い力強いプレイを披露。1曲1曲、マイクでMCを挟みながらラフに繋げる姿がとてもユニークで、途中ブース内で火炎放射までするという、聞いても見ても楽しいDJでした。独自のマッシュアップやエディットで聞き馴染みある楽曲もとても新鮮に響き、「次はどんな曲がかかるのだろう?」と毎曲ごとに気になってしまい、結局帰路に着いたのは、OMRが閉会する24時でした。
テクノロジーの文化交差、音楽体験、すべてがネクストレベルの新しい体験
実際に会場を訪れて、ドイツひいてはヨーロッパの人々のビジネスにもパーティーにも全力を注ぐ、その力の入れ具合には本当に驚かされました。そしてダンスミュージックと巨大LEDなどの演出で盛り上がるコンベンションを目の当たりにし、初めての経験に感動を覚えました。また各会場に出演したDJやライブアクトもほとんどが地元ドイツからの人選というのも、世界中からこのイベントのために集まってきた人々へ、現在のドイツの音楽シーンをプレゼンする絶好の機会としても機能していたと思います。僕も今回の旅でファンになったアーティストが多く出来ました。
「NEXstage」。ドイツのデジタルマーケティングをはじめとしたテクノロジーの文化交差、さらに音楽体験も記憶に残る規格外の規模で、生で体感出来たことは僕に追って間違いなく今年のハイライトの一つです。まさにネクストレベルの「新しい体験」をし、自分自身をもっとアップデートさせようと視野や価値観が広がった素晴らしい経験となりました。
【アーティスト・プロフィール】
TJO
ジャンルを縦横無尽にプレイするミスター・オープンフォーマットDJであり、日本トップキュレーター。 日本、イギリス、タイ人の血を引きパリに生まれる。東京を中心に日本各地でのクラブ・レジデントパーティーを抱える他、近年では世界中の多様な大型フェスに出演。ラジオ・パーソナリティーとしての人気も高く”block.fm“ではレギュラー番組を務める。また、別名”TJOチャンネル”として閲覧数の高い自身のInstagramストーリーはメディア並みの人気を誇る。Spotifyプレイリストからの音楽紹介、旬の雑ネタトピックス、視聴者Q&Aなど、バラエティに富んだTJOトークを発信中だ。音楽プロデュースでは、国内外を問わず多岐に渡るアーティストに楽曲を提供。 楽曲制作の他、DJ MIX作品では世界最高峰のダンス・レーベル“ULTRA MUSIC”から日本人初となるMIXCDリリースを実現したことがシーンに衝撃を与えた。タレント力が高いバイリンガルDJ。多くのメディア・幅広い層からの熱い支持を一身に集めている。
YAMATO
SNSの総フォロワー数は390万人を超え、そのフォロワーは世界中に広がり、 ポップでアート、そしてハッピーな投稿は人種、性別を問わず魅了し続けている。シドニー、パース、ハワイと海外留学経験もありバイリンガル。2022年2月よりエル・スタイルインサイダーに就任。