才流、展示会出展ノウハウを網羅したガイドブックを無料公開――出展状況はコロナ禍前の水準に回復傾向という調査結果も

2024/08/13  株式会社 才流 

全132ページ、展示会の基礎知識から投資対効果の試算方法、ブース運営やアフターフォローの進め方まで展示会出展に必要なノウハウを体系化して一冊に


展示会出展に必要なノウハウを一冊に『BtoB企業の展示会出展ガイドブック』

再現性のあるメソッドにより、法人営業やBtoBマーケティングのコンサルティングを提供する株式会社才流(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:栗原 康太)は、展示会の出展に必要なノウハウを体系化し、一冊にまとめた『BtoB企業の展示会出展ガイドブック』と、それに準じた特設サイトを公開しました。また、独自に実施した展示会出展の実態調査では、展示会出展回数がコロナ禍前の水準に回復していることが確認され、約9割の企業が出展に関して課題を抱えていることも明らかになりました。

ガイドブックをダウンロードできる特設サイト「展示会出展ガイド」
https://sairu.co.jp/guide/exhibition/

出展回数はコロナ禍前の水準へ。代替手段を試しながらも9割以上が展示会出展に意欲的
2020年1月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をうけて、東京ビッグサイトや幕張メッセなどの会場で開催されるオフライン展示会の中止や延期が相次ぎました。2024年現在、オフライン展示会の賑わいはコロナ禍前の様子に戻っているようにも見えますが、実態はどうなのか。才流では、実態調査を実施しました。

▼調査概要

調査結果の詳細は次の記事でご覧いただけます。
https://sairu.co.jp/guide/exhibition/method/research_result/
展示会の出展回数はコロナ禍前の水準へ
2019年から2024年の展示会の出展回数について年度別に聞いたところ、2020年、2021年は減少、2023年以降は回復傾向にありました。

2019年の出展回数は「0回」が17%だったのに対し、2020年は40.7%に急増。要因として、新型コロナウイルスの影響で、多くの展示会が中止されたことが考えられます。また2021年、2022年も依然として「0回」の割合が高いですが、2023年には11.7%と大幅に減少。2023年以降は多くの企業が展示会出展を再開したことがうかがえます。

そして2024年には「6回以上」が11%と2019年と同程度まで回復。コロナ禍前の水準に戻りつつあります。なお、同期間の年間予算についても同様の結果が得られました。

展示会の出展回数はコロナ禍前の水準へ

代替手段に取り組むも、9割以上が展示会出展に意欲的
調査では、多くの企業がコロナ禍で展示会出展が難しかった時期に、代替施策としてオンライン広告やオンライン展示会に取り組んでおり、半数以上がその結果に満足していることがわかりました。その一方で、回答者の9割以上が今後もオフラインの展示会出展に意欲的であることが明らかになっています。

「展示会の代替手段を試してみて、結果的にオフラインの展示会の取り組みの評価はどのようにかわりましたか?」という質問に対して、「今までと同程度で活用していきたいと考えるようになった」(48.7%)、「積極的に活用していきたいと考えるようになった」(43.9%)と、オフライン展示会の出展に意欲を示す回答が9割以上を占めました。

9割以上が展示会を活用していきたいと回答

展示会出展における課題――約9割の企業が投資対効果の算出やフォローアップで苦慮
コロナ禍後の展示会出展における困りごとについて聞いたところ、約9割が何らかの課題を抱えていることがわかりました。具体的な課題として、「展示会の投資対効果や成果がよくわからない」「展示会後のフォローがうまくできていない」「そもそも当日の名刺や商談の獲得件数が少ない」といったものが挙げられました。

約9割の企業が投資対効果の算出やフォローアップで苦慮

調査結果の詳細は次の記事でご覧いただけます。
https://sairu.co.jp/guide/exhibition/method/research_result/
全132ページ、展示会出展に必要なノウハウを一冊に
今回才流が公開したのは、展示会出展に必要なノウハウを体系化し、一冊にまとめた『BtoB企業の展示会出展ガイドブック』です。展示会の基礎知識から投資対効果の試算方法、ブース運営やアフターフォローの進め方、よくある失敗と対策などの展示会出展に必要なノウハウを図解を交えて詳細に解説しました。

また投資対効果を試算するためのテンプレート、来場者へのヒアリングで使用するトークスクリプト、フォロー時に役立つコールスクリプトやアポイント打診用のメールテンプレートなどの必要なテンプレートもガイドブックに付録しており、まとめてダウンロードできます。
目次
- 第1章:展示会出展の基礎知識
- 第2章:投資対効果の試算
- 第3章:リードの判定方法とフォロールールの策定
- 第4章:出展計画・出展準備
- 第5章:ブース運営
- 第6章:アフターフォロー

付録テンプレート
- 展示会の投資対効果試算シート
- 展示会運営マニュアル
- 事前集客用メールテンプレート
- 事前集客用プレスリリーステンプレート
- 説明員向けヒアリングシート
- 説明員向けトークスクリプト
- 展示会シフト表
- インサイドセールス向けコールスクリプト
- 架電結果記録シート ほか


こんな方におすすめ
- これから自社の展示会出展に取り組みたい、検討したい
- 展示会に出展しているが、成果を上げられていない。もしくは、設定すべき目標や成果指標、改善方法がわからない


展示会の基礎知識から投資対効果の試算方法、ブース運営やアフターフォローの進め方、よくある失敗と対策などの展示会出展に必要なノウハウを一冊にまとめました。


投資対効果を試算するためのシートやブースの運営に欠かせないヒアリングシート、トークスクリプトなどもガイドブックに付録しています。

ガイドブック&テンプレートをダウンロードできる特設サイト「展示会出展ガイド」
https://sairu.co.jp/guide/exhibition/

ガイドブックの概要
- タイトル:BtoB企業の展示会出展ガイドブック
- 発行元:株式会社才流
- 発行日:2024年8月13日
- ページ数:132ページ
- 著者:岸田 慎平(株式会社才流)
- 協賛:株式会社シャノン、株式会社ラクス


ガイドブック&テンプレートをダウンロードできる特設サイト「展示会出展ガイド」
https://sairu.co.jp/guide/exhibition/

有識者のコメント
シンフォニーマーケティング株式会社 代表取締役 庭山 一郎氏
日本のB2B向けの展示会は欧米のトレードショーとは別の進化を遂げました。
意思決定プロセスや、企業間の情報伝達が独特の発展をして日本では、その企業文化に合わせた独自の展示会活用法が存在しますが、それらは企業内で展示会を担当してきた人々の口伝によって伝承されてきました。その日本の展示会活用のガイドブックが誕生したことはとても喜ばしいことです。
才流さんが展示会のガイドブックを上梓され、日本でビジネスを展開する日本企業や外資系企業が展示会の価値を見直し、この国のB2Bマーケティングに欠くことのできないプロセスをして再定義するきっかけになることを期待しています。
株式会社才流について
才流は「メソッドカンパニー」をビジョンに掲げ、さまざまな領域でのメソッド開発・発信、メソッドにもとづく各種コンサルティングサービスを提供しています。
- 会社名:株式会社才流
- 所在地:東京都千代田区平河町2丁目5-3 MIDORI.so NAGATACHO
- 設立日:2016年7月8日
- 代表者:代表取締役社長 栗原 康太
- 公式サイト:https://sairu.co.jp


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