2022 年 5 月 16 日
千代田化工建設株式会社
北海道北部風力送電株式会社向け
北豊富変電所蓄電池システムの保守業務を受注 千代田化工建設株式会社（本社：横浜市、会長兼社長：榊田 雅和、以下「当社」)は、北海道北部風力送電株式会社＊（本社：北海道稚内市、代表取締役社長：吉村 知己）より、北豊富変電所蓄電池システムの保守業務を受注しましたので、お知らせします。本業務の詳細は、以下の通りです。
1.契約先 ：北海道北部風力送電株式会社
2.契約内容 ：北豊富変電所蓄電池システムの保守業務
3.役務予定地 ：北海道天塩郡豊富町
4.納期 ：2023 年 4 月～2043 年 3 月（20 年間）
5.プロジェクト概要 ：
当社は、北海道北部風力送電株式会社殿（以下「顧客」）向けに建設中である世界最大級の蓄電池システム（以下「本蓄電池システム」）の 20 年間の保守業務（以下「本業務」）に関する基本契約について顧客と合意に至りました。本業務では、蓄電池や EMS（Energy Management System）、PCS（PowerConditioning System）を含む本蓄電池システムを構成する全ての設備機器・建屋について、顧客に代わって当社が一括して機器メーカ等との調整を行うことで、顧客の安定的な操業をサポート致します。具体的な当社所掌範囲は、本蓄電池システムの定期保守（蓄電池本体を除く）に加え、全体設備の遠隔監視や異常時の対応となります。
今回の受注に際しては、当社グループ会社である千代田システムテクノロジー株式会社が太陽光発電分野で提供してきた保守実績（日本全国合計 30 サイト以上）や、そのノウハウを活かし効率的な保守計画を提案した当社のエンジニアリング力が、顧客に高く評価されました。当社グループにとって初となる蓄電池システムの保守業務をグループ一丸となり遂行致します。
現在、当社は顧客向けに本蓄電池システムの設計・調達・建設（EPC）業務を遂行中であり、その完成・引渡後に本業務を開始致します。又、EPC 業務と平行して、顧客向けに、本蓄電池システムを用いた出力変動緩和要件充足他を考慮した最適な蓄電池容量の検討（AI を活用した出力予測含む）などの実証業務も遂行中です。
昨今、自然環境の影響を受ける変動性電源である風力発電及び太陽光発電等の再生可能エネルギーの安定的な導入拡大、各地の系統網に対する調整力の向上及び災害に強いレジリエンス対応として、蓄電池を含む蓄エネルギーシステムのニーズが高まっています。当社は、蓄電池システムの設計、調達、建設、実証、保守といった多面的な経験を通じて今後もこの分野の知見を積み上げ、より高度なエネルギーマネジメントシステムの社会実装を通じて、カーボンニュートラルの実現に積極的に取り組んで参ります。
以上
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この件に関するお問い合わせ先 ：IR・広報・サステナビリティ推進セクション 池尻 / 矢野
Email:irpr@chiyodacorp.com
URL:https://www.chiyodacorp.com/jp/contact/index.php
＊株式会社ユーラスエナジーホールディングス、コスモエコパワー株式会社、稚内信用金庫、北海道電力ネットワーク株式会社、有限会社稚内グリーンファクトリー、株式会社北海道銀行、株式会社北洋銀行が出資。2013年8月設立。
