ドゥカーレガーデンホテル九十九里がEdeyans(イーデヤンス)の 客室清掃DXプラットフォーム「Jtas」を導入、 客室清掃の内製体制を強化

2024/08/29  株式会社 Edeyans 

清掃スタッフの能力を可視化し、データドリブンな評価と教育を実現




株式会社Edeyans(東京本社:東京都中央区、大阪本社:大阪市中央区、代表取締役:片山 裕之、以下「Edeyans」)と株式会社ドゥカーレ(千葉県山武郡九十九里町、代表取締役:国松 孝雄、以下「ドゥカーレ」)は、客室清掃の内製体制強化ならびに業務効率化を目指し、客室清掃DXプラットフォーム 「Jtas-ジェイタス-」(以下、「Jtas」)の導入に係る契約を締結しましたことをお知らせします。
Jtas導入の背景
 Edeyansは、「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いて客室清掃領域の生産性と労働環境の向上を目指して事業展開をしております。2021年にホテル客室清掃に参入すると同時にSaaS事業に着手し、Jtasサービスの開発・提供を進めております。

 以前にも増してインバウンドを中心に宿泊需要が高まる中、ホテルのハウスキーピング業務、特に客室清掃の領域においては人手不足や業務効率に係る課題が顕著となっています。清掃が内製化されているケースにおいても、清掃に関する指示や連絡業務は紙と電話を用いたオペレーションが主体となっており、非効率な間接業務に追われていたり、スタッフ個々人の能力分析・評価を困難にさせていたりといった事例は枚挙に暇がありません。

 こうした中、Edeyansはドゥカーレ様とともに、ゲストの皆さまへ高品質なサービスを安定的に提供しつづけるため、客室清掃領域のDXによる業務効率向上ならびに清掃スタッフの能力開発を目指した先進的な取り組みを実施しております。

 導入から半年を待たずして既に大きな成果が挙がっており、今後すべての新規開業ホテルでJtasを標準システムとして導入していく方針が掲げられているなど、ますます両社の連携を深めていく予定となっております。
導入前の課題とJtas導入による効果
<Jtas導入前の課題>
- 清掃を内製化しているが、雇用している清掃スタッフに対する評価・教育制度が整っていなかった
- 清掃不備に起因する重大なクレームが月に平均5~6件発生しており、CSスコアへの影響を及ぼしていた
- インスペクションに1部屋あたり15分程度の時間をかけており、生産性が落ちる要因となっていた
- インジケーターが存在しないため、現場フロアまで清掃進捗を直接確認しに行く工数が必要となり、リソースを圧迫していた
- 忘れ物に関する問い合わせが発生した際、有無の確認のため倉庫まで足を運ぶ必要があり、即時での対応ができなかった


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<Jtas導入による効果>
- 清掃スタッフの生産性と品質が可視化され、能力に応じて給与が変動する評価制度を確立
- データドリブンな教育により、清掃不備に起因するクレームが0件に。清掃品質が向上したことでOTAのスコアが上昇(4.21⇒4.24)し、集客力の向上にも貢献
- 清掃スタッフの能力開発に伴い、インスペクション段階での手直し件数が激減。インスペクションの所要時間が平均5分にまで短縮された
- 現場フロアまで足を運ばずとも、Jtasの予定変更通知機能ならびにインジケーター機能を活用することで、本部や事務所から指示出しや清掃進捗の確認ができるように
- 忘れ物の現物を倉庫まで確認しに行かずとも、Jtasにて画像付きで検索できるため、顧客からの問い合わせに即座に対応できる体制の実現

Jtasの概要
 Jtasは、ホテル客室清掃管理に特化したSaaS型のDXプラットフォームで、スマートフォン / タブレット端末 / PCのいずれからでも・どこからでもご利用いただけます。
【Jtasの特徴】
- PMSと情報連携し、これまで非効率性やヒューマンエラーを引き起こす原因となっていた紙での清掃指示書や、清掃日報の作成・管理・転記などの作業をすべてデジタルに置き換えます。
- 清掃に関わる予定や手配品の追加、清掃不要部屋の共有などのあらゆるコミュニケーションをデジタルで一元管理します。予定変更連絡の通知はもちろん、変更履歴の閲覧・既読未読管理・対応完了報告も可能です。
- 写真を撮影するだけで忘れ物の登録・管理ができるなど、AIを活用した最先端技術を採り入れております。
- 客室清掃スタッフひとりひとりに紐付いた清掃実績データを蓄積し、「毛髪を落としがち」「スイートルームの清掃が苦手」など、個々の業務傾向を明らかにします。清掃会社へのマネジメント・指導をデータドリブンに行うことで、ホテルの規定に適合した清掃品質の実現を最短距離で達成します。
- 多言語対応しており、多国籍化が進む現場においても、言語の壁を意識する必要なくスムーズにご利用いただけます。
- 客室清掃経験のある専任コンサルタントが1ホテルにつき1名以上アサインされ、導入前の説明会開催や導入後の現地でのオンボーディング、定期的なKPI報告定例会の実施を行うことで、「現場で活用されない」をなくします。

【Jtasの主な機能】

ハウスキーピングに必要な機能がワンストップで実装されたAll-in-One型ソリューション。最先端のAI技術も駆使されており、「AI忘れ物管理機能」ではタブレット端末やスマートフォンで拾得物の写真を1枚撮影するだけで、対象物の「カテゴリ(貴重品・飲食物・衣類など)」「特徴」「拾得場所」が自動入力される。

【Jtas資料ダウンロード】 
d40554-19-de0ae61ad7ba4b4bdb320bad6da81a86.pdf会社概要
■株式会社Edeyans
 「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いてホテル客室清掃領域の生産性と労働環境を向上し、日本が世界に誇れる清掃サービスの発展と従事する方々の地位向上を目指して事業展開する会社です。ホテル客室清掃DXプラットフォーム「Jtas-ジェイタス-」と、SaaSを活用したデジタル清掃サービスを提供しております。

株式会社ドゥカーレ


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