「Work_Mate」行動変容実態およびAPI連携について

2022/03/22  株式会社 ユビテック 

2022 年 3 月 22 日

株式会社ユビテック

「熱中症予兆アラート」により
86%が休憩取得・活動量緩和し、89%が 30 分以内に回復へ
安全見守りサービス「Work Mate」が作業者の熱中症予防のための行動変容に寄与
~行動変容による作業者の安全管理と生産性向上に期待~

株式会社ユビテック(代表取締役社長:大内 雅雄 以下、ユビテック)は、安全見守りサービス「Work Mate」において、2021 年 5 月 1 日~10 月 31 日の期間に発報した「熱中症予兆アラート」を分析しましたので、お知らせします*1。

分析の結果、アラートを受けた作業者の86%が休憩取得・活動量緩和という熱中症予防のための行動変容をおこしたことがわかりました。本機能について熱中症対策として一定の有効性が確認されました。

1.熱中症対策と「Work Mate」の「熱中症予兆検知機能」

熱中症対策は、夏場の作業だけでなく、熱源設備の保守などを行う企業にとっては通年の課題です。熱中症は回復まで数日を要すことがあり、発症の要因には個人差があります。現場の監督者は、作業者個人にあわせて適切なタイミングで休憩・水分補給などを指示する必要がありますが、作業者のわずかな体調変化を目視で把握をすることは困難です。「Work Mate」の「熱中症予兆検知機能」は、作業者の個人特性を AI が解析し、熱中症の予兆を検知すると「熱中症予兆アラート」を作業者と監督者へ発報します。また、「回復」状態の通知も行い、作業復帰を促します。

2.熱中症を回避する作業者の行動変容

期間内に「Work Mate」が発報した「熱中症予兆アラート」は228 件でした。内訳を分析した結果、アラート発報後30 分以内に、71%が休憩を取得、15%が活動量を緩和したことを確認しました。「熱中症予兆アラート」が客観的な指標となり、アラートを受けた作業者の86%の行動変容に繋がりました。また、行動変容が確認された作業者のうち、89%が行動変容後30 分以内に回復状態*2に至ったことが確認されました。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.ubiteq.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/4068dc18adb57dcc1306ee5b312c0ee1.pdf

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