Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.による第一相臨床試験開始のお知らせ

2024/06/18  ペプチドリーム 株式会社 

2024 年 6 月 18 日

ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社

Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.による第一相臨床試験開始のお知らせ

ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:リード・パトリック、本社:神奈川県川崎市、以下「当社」)は、本日、米国ニュージャージー州ローウェイ Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外では MSD)が、当社のPDPS(Peptide Discovery Platform System)技術を活用したペプチド開発候補化合物(以下「本化合物」)の第一相臨床試験(以下「本試験」)を開始しましたのでお知らせいたします。

本試験は健常人での安全性、忍容性、薬物動態を検証することを目的としており、本化合物は炎症性疾患の治療薬として開発していくことを目指しています(標的は非開示)。

2018 年に両社で合意したPDPS(Peptide Discovery Platform System)のライセンス許諾契約に基づき、本試験の開始に伴い当社はMerck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.

A.からマイルストーンフィー(金額は非開示)を受領いたします。当マイルストーンフィーは、当社の2024年12月期 第二四半期の売上高として計上される見込みです。

ペプチドリーム代表取締役社長 CEO であるリード・パトリックは次のように述べています。 「Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.が当社のPDPS技術を活用することで創製されたペプチド開発候補化合物の第一相臨床試験を開始したことを大変喜ばしく思っています。この度の成果は、Merck & Co., Inc., Rahway, N.J., U.S.A.の卓越したペプチド医薬品の創製・開発力の証しであり、また両社の提携関係をさらに強固にしていくものと考えています。」

ペプチドリームについて
ペプチドリーム株式会社(東証プライム市場 証券コード 4587)は、特殊環状ペプチドから新たな革新的医薬品を産み出すことで、アンメット・メディカル・ニーズに応え、世界中の人々の生活の質を向上させることを目指しています。放射性医薬品(RI)領域において、完全子会社であるPDRファーマを通じて日本で放射性医薬品の販売を行っています。また、独自の創薬開発プラットフォームである PDPS (Peptide Discovery Platform System)技術を活用し、革新的な放射性治療薬や放射性診断薬を創製し、自社または提携プログラムとして開発しています。Non-RI 領域においては、PDPS を活用したペプチド医薬品、ペプチド-薬物複合体(PDC)および多機能ペプチド複合体(MPC)による治療薬・診断薬への展開を共同研究開発パートナーによる広範囲なグローバル・ネットワークを構築し、幅広く進めております。さらに、当社は PDPS 技術の非独占的ライセンスを 11 社に対して実施しております(Bristol-Myers Squibb 社(2013 年)、Novartis 社(2015 年)、Eli Lilly 社(2016 年)、Genentech 社(2016 年)、塩野義製薬株式会社(2017 年)、MSD 社(2018 年)、ミラバイオロジクス株式会社(2018 年)、大鵬薬品工業株式会社(2020 年)、Janssen社(2020 年)、小野薬品工業株式会社(2021 年)、富士レビオ株式会社(2022 年))。なお、臨床マイルストーンを達成するまでの間は、ライセンス先企業での研究内容や進捗についてペプチドリームに知らされることはありません。ペプチドリームの本社の所在地は川崎市です。当社や当社技術、パイプラインについての詳細については、https://www.peptidream.com をご覧ください。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
ペプチドリーム株式会社 IR 広報部 沖本 TEL:044-223-6612

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