コロナ禍前と比べて確認 「季節変化と肌悩み」に関する意識調査を実施

2023/04/11  丸善製薬 株式会社 

化粧品や健康食品の原料となる天然由来成分を製造する丸善製薬株式会社(広島県尾道市、代表取締役社長:日暮 泰広)は、季節変化と肌悩みの関係に対する消費者意識を確認するため、インターネットアンケート調査を実施しました。 20代から50代の女性を対象に、季節を春先、春、初夏、夏、秋口、秋、初冬、冬の8つに分割し、「乾燥・かさつき(肌荒れ)」や「シミ」「シワ」「くすみ悪化・透明感低下」といった様々な肌悩みについて、特にどの季節に関心が高まるか網羅的に確認しました。同様に、「紫外線」や「(空気の)乾燥」「精神的ストレス」といった肌悩みの "原因" についても消費者の関心が高まる季節を確認しています。 加えて、今回の調査内容について、本格的なコロナ禍以前の2020年2月に実施した同内容の調査との比較集計を行いました。その結果、季節変化と肌悩みの関係に対する消費者の意識に両調査間で一定の変化が確認されました。 丸善製薬では、今回の調査から得られた知見を踏まえ、更なる化粧品原料の研究と提案を推進してまいります。


【調査条件の概要】

実施時期:2023年2月(比較対象とした調査は2020年2月に実施)
調査方法:インターネットアンケート調査(調査機関:マイボイスコム株式会社)
一次調査対象者:20代から50代の女性 4,885名
本調査対象者:「季節の変化による肌状態の変化を実感する」20代から50代の女性 1,000名


【調査結果の概要、考察】
▶ 一次調査対象者に、季節変化による肌状態の変化を実感することがあるか確認したところ、約80%の消費者が「実感することがある」と回答しました。
また、「実感することがある」と回答した消費者は40代で最も高い傾向を示しました。
(一次調査 設問1:季節変化 × 肌状態 に対する意識について 参照)
一次調査 設問1:季節変化 × 肌状態 に対する意識について


▶ コロナ禍に伴う長時間のマスク着用による、肌への負担を「最も感じる時期」を確認したところ、約30%の消費者が「夏」と回答しました。
長時間のマスク着用が、消費者の肌悩みにも影響を与えている可能性が示唆されました。
また、高温下でのマスク着用に伴う肌への負担が本格的なノーマスク生活再開のきっかけの一つとなる可能性が考えられました。
(一次調査 設問3:マスク × 季節変化 × 肌状態 に対する意識について 参照)
一次調査 設問3:マスク × 季節変化 × 肌状態 に対する意識について


▶ 「季節の変化による肌状態の変化を実感する」20代から50代の女性を対象に、様々な肌トラブル・肌悩みについて、関心・ニーズが高まる季節を特定するため「シミ」「くすみ悪化・透明感低下」「肌の赤み」「シワ」「ハリ・弾力の低下」「毛穴」「ニキビ・吹き出物」「テカリ(皮脂)」「乾燥・かさつき(肌荒れ)」「かゆみ・不快感(敏感肌症状)」の10の症状について、それぞれの気になる季節を確認しました。
その結果、「乾燥・かさつき(肌荒れ)」や「かゆみ・不快感(敏感肌症状)」は、秋または初冬から春先にかけて気になると回答する消費者が増加しました。
また、「シミ」は特に夏と秋口に気になると回答する消費者が増加し、「くすみ悪化・透明感低下」に関しては季節による変動幅が比較的小さい傾向が確認されました。
(本調査設問1 回答:様々な肌トラブル・肌悩みが気になる季節「乾燥・かさつき(肌荒れ)」「かゆみ・不快感(敏感肌症状)」及び「シミ」「くすみ悪化・透明感低下」 参照)
本調査設問1 回答:様々な肌トラブル・肌悩みが気になる季節「乾燥・かさつき(肌荒れ)」「かゆみ・不快感(敏感肌症状)」
本調査設問1 回答:様々な肌トラブル・肌悩みが気になる季節「シミ」「くすみ悪化・透明感低下」

▶ 同様に、様々な肌トラブル・肌悩みの "原因" が気になる季節を特定するため「紫外線(日光)」「乾燥」「花粉」「大気汚染物質」「室内と室外の温度差」「過剰なエアコン」「精神的ストレス」「寝不足・生活リズムの乱れ」「過剰な皮脂・汗の分泌」の9つの「肌悩み原因」について、それぞれの気になる季節を確認しました。
その結果、「紫外線(日光)」については、春先から秋にかけて気になると回答する消費者が増加し、「乾燥」については、秋から春先にかけて気になると回答する消費者が増加しました。
(本調査設問2 回答:様々な肌トラブル・肌悩みの原因が気になる季節 「紫外線(日光)」「乾燥」 参照)
本調査設問2 回答:様々な肌トラブル・肌悩みの原因が気になる季節 「紫外線(日光)」「乾燥」

▶ これらの結果について、コロナ禍を経た消費者意識の変化について把握するため2020年に実施した同様の調査内容との比較集計を行いました。
その結果、今回の調査において「ニキビ・吹き出物」を気にする消費者が全ての季節で増加傾向を示したことが確認されました。
一方、「乾燥・かさつき(肌荒れ)」は全ての季節で減少傾向を示しました。
また、「シワ」「ハリ・弾力の低下」は季節によって気にする消費者が増減する結果となりました。
(2020年/2023年調査結果比較:「ニキビ・吹き出物」「乾燥・かさつき(肌荒れ)」「シワ」「ハリ・弾力の低下」 参照)

2020年/2023年調査結果比較:「ニキビ・吹き出物」
2020年/2023年調査結果比較:「乾燥・かさつき(肌荒れ)」
2020年/2023年調査結果比較:「シワ」「ハリ・弾力の低下」


※ 当社顧客向け会員制HP「総合プロダクトガイド」にて、本リリースに掲載されていない調査結果を含む、より詳細なレポート資料をご確認いただけます。詳しくは当社HPをご覧ください。
総合プロダクトガイド:https://www.maruzenpcy.co.jp/productguide/


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本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「化粧品原料等を製造する丸善製薬株式会社が実施した調査結果によると……」


【会社概要】
商号  : 丸善製薬株式会社
代表者 : 代表取締役社長 日暮 泰広
所在地 : 広島県尾道市向東町14703-10
設立  : 昭和24年7月13日
事業内容: 医薬品、医薬品用素材抽出物、医薬部外品用素材抽出物、
化粧品用素材抽出物、食品添加物、食品、食品用素材抽出物、
健康食品、健康食品用素材抽出物の製造販売
資本金 : 9,800万円
URL  : https://www.maruzenpcy.co.jp

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