若月雄一郎 代表執行役共同社長 新年ご挨拶

2022/01/05  日本ペイントホールディングス 株式会社 

企業情報・経営
2022.01.05

若月雄一郎 代表執行役共同社長 新年ご挨拶

#ニュースリリース #企業情報・経営 #株主・投資家情報(IR)

2022年1月5日
会社名 日本ペイントホールディングス株式会社 代表者名 代表執行役共同社長
若月 雄一郎
代表執行役共同社長
ウィー・シューキム 問合せ先広報部長
山本 由紀子
(TEL 050-3131-7416)

若月雄一郎 代表執行役共同社長 新年ご挨拶


皆さま、明けましておめでとうございます。日本ペイントホールディングス代表執行役共同社長 若月雄一郎です。お健やかに新春をお迎えになりましたことと、お慶び申し上げます。
旧年中は日本ペイントグループの製品をご愛顧いただき、また弊社グループの活動に多大なご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

昨年3月、弊社グループは創業140周年を迎えることができました。これもひとえに、長年にわたって弊社グループを支えていただきました、皆さまのお力添えのお陰であると、心より感謝申し上げます。

私は昨年4月に、ウィー・シューキムとともに、代表執行役共同社長に就任致しました。ウィーと私は強固な信頼関係に基づき、経営上のミッションである「株主価値最大化(MSV)」の実現を目指しております。この株主価値最大化(MSV)とは、全てのステークホルダーの皆さまに対する責務を十分果たし、残余価値である株主価値を最大化することを意味しております。この実現に向けて、皆さまと共に繁栄していけますよう、グループ一丸となって取り組んでまいりますので、141年目の今年も、引き続きご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

このような私たちの使命をより力強く果たしてゆくため、国内事業についてはさらなる強化を図ってまいります。その一環として、昨年末、日本ペイントホールディングス株式会社と、日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社(NPCS)の会社分割を実施しました。日本ペイントコーポレートソリューションズは、国内事業を支え、推進するための共通機能を担う役割として本年1月1日に始動いたしました。持株会社並びに、上場会社としての機能を維持する日本ペイントホールディングスとの責任を明確にし、各機能の効率化や専門化を強化することで、事業会社各社の成長を支え、お客様により良い製品、サービスが提供できると考えております。

弊社グループは、鉛毒という社会課題の解決を創業の原点としております。その精神は今も引き継がれており、昨今の社会課題解決への取り組みとして、一昨年より抗ウイルス・抗菌技術のPROTECTON®ブランドを展開しております。また、東京大学との産学協創の成果として、弊社製品の新型コロナウイルスの不活化の確認や、不活化効果のある新規材料開発を進めております。東大協創の成果は、近い将来、新たな製品に展開していく予定ですので、ぜひご期待ください。また、脱炭素という観点からは、自動車用フィルム事業、次世代型船底塗料のFASTARなど、新たな製品を通じて、これからも課題解決に貢献してまいる所存です。

塗料とコーティングは、明るい未来に貢献できる大きな力と可能性を秘めています。国内事業への投資は、今後も継続してまいります。例えば日本ペイント・オートモーティブコーティングスの岡山新工場は本年5月に竣工、7月に稼働予定ですが、最新鋭のスマートファクトリーとしてESGにも配慮した工場となる予定です。また東京事業所には最新設備を備えた技術・研究の拠点となる新技研棟を本社ビルに代えて建設し、お客様に提案する新しい技術開発、製品への展開、サービスの向上を図ってまいります。

さて弊社は、昨年末より新しいテレビCMをスタートさせました。世の中は塗料で彩られていること、塗料の魅力とすばらしさはあらゆるところで発見できる、ということを世の中に広く伝えていきたいと願っております。アフターコロナの新たな明るさをもった社会を見据え、お客様、そして社会に寄り添い、今後ともお役に立てるよう尽力してまいります。

最後に、本年が皆さまにとって、実りの多い、佳き年となりますことを祈念いたします。本年も変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

以 上

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