新製品の順調な発売と免疫パイプラインの進展により、CERベースで堅調な売上高と1株当たり事業純利益の成長を達成

2024/02/15  サノフィ 株式会社 

本資料は、サノフィ(フランス・パリ)が2024年2月1日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、2024年2月15日に配信するものです。本資料の正式言語はフランス語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。日本で承認されている主な製品名および一般名についてはカタカナ表記をしています。

2024年2月1日

新製品の順調な発売と免疫パイプラインの進展により、CERベースで堅調な売
上高と1株当たり事業純利益の成長を達成


2023年度第4四半期の売上高はCERベースで9.3%増、1株当たり事業純利益(1)は同8.2%増

? スペシャルティケアの売上高は、デュピクセントとオルツビーオの発売によって、すべての主要市場におけるAubagioのジェネ
リック医薬品との競合の影響が十分に相殺され、13.7%増

? ワクチンの売上高は、Beyfortusが前例のない好調な立ち上がりを見せ、発売から2四半期目に4億1,000万ユーロの売上高
を達成した結果、大幅増(21.1%増)

? ジェネラルメディスンの売上高は、ランタスの売上高減少と主力製品以外のアセットの売却によって相殺されたものの、主力
製品の成長が加速(6.3%増)したことを反映し、減少ペースが緩和(2.4%減)

? コンシューマー・ヘルスケア(CHC)の売上高は、消化器ウェルネスとQunol社の買収によるフィジカル・メンタルウェルネスにより、8.5%増

2023年度通年の売上高はCERベースで5.3%増、1株当たり事業純利益は同5.4%増

? 売上高は、デュピクセント(CERベースで28億ユーロ増となる107億1,500万ユーロ(34.0%増))、Beyfortusの好調な発売(5
億4,700万ユーロ)を受けたワクチン(8.3%増)、CHC(6.3%増)に牽引され、430億7,000万ユーロ

? 1株当たり事業純利益(1)は、調整前ベースで1.8%減(CERベースで5.4%増)の8.11ユーロ

? IFRS 1株当たり純利益は、主に、研究開発プログラムの優先順位の引き下げによる技術資産の減損、米国でのBeyfortusの
売上高(主に第4四半期に発生)に対する将来的なロイヤルティ支払いの債務再測定に関連した費用を反映し、35.6%減の
4.31ユーロ

? 1月31日に取締役会を開き、5.6%増となる3.76ユーロの年間配当を提案

第4四半期における研究開発の変革と主なマイルストーン

? 最近のR&D Dayで説明した記録的な12のブロックバスター候補を含む強力なパイプラインが臨床評価中

? 米国、EU、中国で慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関してデュピクセントを申請

? サークリサが移植非適応の多発性骨髄腫(IMROZ)におけるファーストライン治療薬として良好な第III相試験結果を示す第4四半期の企業の社会的責任(CSR)に関する戦略の進捗状況

? サノフィのGlobal Health Unitは、サハラ以南アフリカにおける医療新興企業をサポートするため、Impact基金を通じた3件の新規投資を発表

? COP28でのサノフィ:医療システムの脱炭素化を支持

2024年度通年の1株当たり事業純利益の見通し

? 重大な予期せぬ要因が発生しない限り、2024年度通年の1株当たり事業純利益(1)は、実効税率が21%増となる見通しを除くと、おおむね前年並み(実効税率増の影響を含め、CERベースで1桁台前半の減少)(2)と予測。2024年1月の平均為替レートを適用すると、2024年度通年の1株当たり事業純利益への為替レート変動の影響は、-3.5%~-4.5%と予測

サノフィ最高経営責任者(CEO)のポール・ハドソンのコメント:

「2023年は、患者さんへの貢献と成長の加速に向けて、テクノロジーを原動力に研究開発型のバイオファーマ企業を目指す上で、重要な1年となりました。同年に、Beyfortus、オルツビーオ、Tzieldの好調な上市の立ち上がりに支えられ、スペシャルティケアとワクチンの主力製品において基本事業の堅調な業績を達成しました。した科学ニュースの件数が史上最多となり、パイプラインが進展して、開発後期段階にamlitelimab、frexalimab、tolebrutinibを含む12のブロックバスター候補が生まれ、当社の研究開発の変革は、免疫領域における業界リーダーシップを目指す道のりの転換点に達しました。引き続き、AIを大規模に活用しながら、パイプラインの価値を最大限に引き出すため研究開発に投資し、COPDにおけるデュピクセントのような上市機会に注力していきます。同時に、2030年までに、医薬品上市による売上高貢献が100億ユーロを超えるバイオファーマ専門の企業となるべく、措置を講じています(4)。」

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.sanofi.co.jp/dam/jcr:093e8f84-e6c8-4e88-aa95-86e885697459/240215.pdf

関連業界