日本環境教育フォーラム30周年記念イベント「生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の達成を目指したこれからの環境教育の展開」を6月に開催

2023/05/22  公益社団法人 日本環境教育フォーラム 

多様な視点で「これから」を考える。2023年6月25日13時半 立教大学にて開催

公益社団法人日本環境教育フォーラム(東京都荒川区、 理事長:阿部治、 以下、 JEEF)では、2023年6月25日(日)に立教大学にて設立30周年を記念したシンポジウム「生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の達成を目指したこれからの環境教育の展開」を開催いたします。本イベントは、対面での開催で参加費無料、事前のお申し込みが必要です。 【イベント申込ページ】 https://forms.gle/tktcTWQru9n5RhKu8



JEEFの始まりは1987年の「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」
JEEFは、1987年に山梨県にあるKEEP協会の清泉寮にて開催された「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」の事務局が母体となって1992年に設立されたNGOです。日本初の環境教育ネットワークであり、体験と対話を重視した環境教育で、持続可能な社会づくりを担う人材育成を行ってきました。そこで、設立から30周年を迎えたことを記念し、これまでの日本の環境教育の取組を振り返るとともに、気候変動と並ぶ喫緊の課題である生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)に向けたこれからの環境教育について、研究者、企業や環境省、自然学校、ユースなどの多角的な視点から展望することを目的としたシンポジウムを開催します。

生物多様性保全の新潮流「ネイチャーポジティブ」
環境問題は年を追うごとに深刻さを増しています。特に、地球規模のリスクとして位置付けられている生物多様性の損失への対応が急務とされています。2022年12月にカナダで開催された生物多様性条約第15回締約国会議(CBD−COP15)では、生物多様性に関する世界共通の新たな目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この枠組では、これまで失われてきた生物多様性を回復の軌道に乗せていくネイチャーポジティブという概念が掲げられ、様々なステークホルダーにおけるより一層の取り組みが必要とされています。日本においても例外ではなく、官民をあげた生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の動きが強まってきています。

「生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の達成を目指したこれからの環境教育の展開」について
【開催概要】
イベント名:「生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の達成を目指したこれからの環境教育の展開」
開催日時:2023年6月25日(日) 13:30~16:30 *17:00より懇親会(希望者のみ。要申込・有料)
開催形式:立教大学14号館D201教室
参加費:無料 ※事前予約制。6月16日(金)17:00申込締め切り
主催:公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)
共催:立教大学ESD研究所
詳細:https://www.jeef.or.jp/2023/05/53777/

【プログラム】
13:30~ 主催者・来賓挨拶
13:45~ 記念講演「JEEFのこれまでとこれから」
14:15~ 基調講演「新しい生物多様性枠組と2030年ネイチャーポジティブ実現への道筋」
14:45~ 休憩
14:55~ パネルディスカッション: 「生物多様性×環境教育」をすすめていくために
16:10~ 関係者からのメッセージ
16:30  閉会
※希望者のみ17:00~懇親会

【登壇者】
■記念講演:JEEFのこれまでとこれから
岡島成行 (学校法人青森山田学園 理事長/(公社)日本環境教育フォーラム会長)

■基調講演: 新しい生物多様性枠組と2030年ネイチャーポジティブ実現への道筋
武内和彦さん((公財)地球環境戦略研究機関(IGES)理事長/東京大学未来ビジョン研究センター 特任教授)

■パネルディスカッション:「生物多様性×環境教育」をすすめていくために
<モデレーター>
阿部治(日本環境教育フォーラム理事長/立教大学名誉教授)
<パネリスト>※50音順
奥田直久さん(環境省自然環境局局長)
奇二正彦さん(立教大学スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科准教授)
藤田香さん(東北大学 グリーン未来創造機構/大学院生命科学研究科 教授)
矢動丸琴子さん(一般社団法人Change Our Next Decade代表理事)

【お申し込み方法】
イベント専用のお申し込みフォーム(https://forms.gle/tktcTWQru9n5RhKu8)より必要事項を記入しお申し込みください。
お申込み完了後、当日は直接立教大学14号館D201教室までお越しください。

公益社団法人日本環境教育フォーラムについて

体験と対話を重視した環境教育で、持続可能な社会づくりを担う人材を育成するNGOです。1987年に『自然体験を通した環境教育』の実践者の交流の場である「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」が山梨県・清里にて開催され、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが設立されました。東京とインドネシアを拠点に行政や企業、環境教育に携わる個人・団体など多様なパートナーと協働し、持続可能な社会をつくる人材の育成、環境教育の指導者養成、科学・数学の探究学習プログラム「GEMS」の普及、日本・世界のパートナーとのネットワーク構築、最新の環境教育の情報発信などを行っています。 https://www.jeef.or.jp/

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