EdgeTech+2024にてAI-SBC "Kakip"とプリズム分光モジュールを展示します!

2024/11/13  株式会社 ユリ電気商会 

発売以来、好評いただいているAIシングルボードコンピュータ「Kakip(カキピー)」と画像処理に大きな付加価値を与えるPureSpectra社のマルチ分光ソリューションを紹介・展示いたします。




株式会社ユリ電気商会(本社:大阪市北区・代表取締役:木内 正人)は、2024年11月20日(水)~22日(金)にパシフィコ横浜で開催されるEdgeTech+ 2024に出展いたします。ユリ電気商会エンベデッド製品事業部で扱う「キーストーンプロダクツ」として、自社ブランドのAIシングルボードコンピュータ(以下「AI-SBC)「Kakip(カキピー)」と、株式会社ピュアスペクトラ(本社:横浜市港北区・代表取締役:松浦 司)が開発・製造するプリズム分光モジュールによる「分光ソリューション」を展示いたします。期間中、多くの皆様のご来場をお待ちしております。



【開催概要】
展示会: EdgeTech+ 2024
会期:  2024年11月20日(水)~22日(金)
場所:  パシフィコ横浜(ホールBエリア)
ブース: 小間番号:BN-11

イベントURL: https://www.jasa.or.jp/expo/
来場者登録 : https://forest.f2ff.jp/login?project_id=20241101
展示内容
AI-SBC 「Kakip(カキピー)」
RenesasのAI-MPU "RZ/V2H"をコアチップとして搭載する名刺サイズのシングルボートコンピュータ「Kakip(カキピー)」を展示します。小型ながらも豊富なインターフェースを持ち、コアチップの強力なAIを含めた画像処理性能とマルチOSによる並行処理など、ロボティクスをはじめとする様々なアプリケーションの研究開発やPOCの製作に使っていただける製品です。

EdgeTech+ 2024 では、Kakipを使ったロボットのデモンストレーションや、AIモデルの学習ツールを協力企業とコラボレーション展示、車載カメラの伝送規格であるGMSLでの映像取り込みできるオプションボードをコンセプト展示いたします。



Kakip x AGIRobotsEdgeTechブースの中央メインエリアでは、AGIRobots株式会社のご協力の元、Kakipを搭載したロボットによるデモンストレーションを行います。





Kakip x ComputermindKakipの性能を活かすにはRenesas「DRP-AI3」に最適化したAIモデルの開発が必要です。EdgeTechブースでは、株式会社コンピュータマインドのご協力の元、ノーコードでAIモデルを開発できるAI開発ツール「DeepEye」を展示いたします。





Concept展示:GMSL2 Interface BoardMIPI-CSI2から4chの映像入力ができるKakipですが、アプリケーションによっては長距離伝送が求められます。こういったニーズに対応するため、車載カメラに広く採用されるSerDes規格であるGMSL2の映像入力ボードを参考出展いたします。



マルチ分光ソリューション
CMOSセンサの登場と、近年のAIテクノロジーの飛躍的な成長の中で、ビジョンセンシングの分野は大変重要な位置付けになっています。カメラの画質や映像伝送の技術向上、画像処理技術の技術向上といったところにフォーカスされがちですが、ユリ電気商会はその前段、つまりイメージセンサに当てる「光」を操ることも非常に重要であると考えています。光の波長により見え方が変わる、人の目に見えないものが見えるという従来の価値に加えて、複数波長を同時に見たりマルチフォーカスの撮影ができるプリズム分光は、より大きな付加価値を皆様にご提供できる技術です。

EdgeTech+ 2024 では、様々な種類の分光モジュールをご用意し、波長による被写体の見え方の違いなどを実際に見ていただける展示をいたします。「こんな波長でカスタムしてほしい」、「自分たちのワークが実際どのように見えるのか試してほしい」など、分光に関するご相談も承っております!



オムロンセンテック社 5M 3CMOSカメラピュアスペクトラ社の3波長プリズム分光モジュールを搭載した、オムロンセンテック社の高画素3板式カラーカメラを展示します。高精度のRGB分光、CoaXPressインターフェイスを採用し、最大108.9fpsの高フレームレートを実現しています。 食品、薬品、農作物などあらゆる分野の検査、計測精度の向上を可能にします。





様々なプリズム分光モジュールの実映像を展示以下の波長の分光モジュールを実際に画像を出して展示します。皆様のワークを実際に映していただくことも可能です。

・可視光 + 近赤外光(おおよそ380nm ~ 1000nm)
・可視光 + SWIR(おおよそ380nm ~ 1680nm)
・多焦点(マルチフォーカル)



AI-SBCと分光、これからのビジョンセンシングを担うキーワードとなる技術を展示いたします。来場者の方々とたくさん会話できればと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。

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